「縦」ではなく「横」の人間関係を構築しよう

「人は生きているだけで誰かの役に立っているし、生きているだけで自らの価値を実感できる。」

でも、親から出来が悪いと軽んじられたり、仕事上変わりはいくらでもいる。というような疑問が残ります。

それは、アドラー心理学から見た答えはシンプルです。
まずは他者との間に、ひとつでもいいから横の関係を築いていくこと。そこからスタートしましょう。

ここは非常に重要なポイントです。
縦の関係を築くか、それとも横の関係を築くか。
これはライフスタイルの問題であり、人間は自らのライフスタイルを臨機応変に使い分けられるほど器用な存在ではありません。
要は「この人とは対等に」「こっちの人とは上下関係で」とはならないのです。

もしもあなたが誰か一人でも縦の関係を築いているとしたら、あなたは自分でも気づかないうちに、あらゆる対人関係を「縦」でとらえているのです。
友人までも「縦」の関係でとらえている人もたくさんいるでしょう。
上司や部下のような捉え方ではなかったとしても、「A君は私より上だがB君は私よりも下だ」「A君の意見には従うが、B君には耳をかさない」「C君との約束など反故にしてもかまわない」というように。

逆にいえば、もしも誰か一人でも横の関係を築くことができたなら、本当の意味で対等な関係を築くことができたなら、それはライフスタイルの大転換です。
そこを突破口にしてあらゆる対人関係が「横」になっていくでしょう。

しかし、たとえば会社の中で新人と社長が対等な関係を結ぶなど実際には不可能ですよね。われわれの社会には制度としての上下関係があり、それを無視することは社会の秩序を無視することになる。だって20歳そこそこ新人がいきなり60代の社長に友達のような口を利くのはあり得ない話じゃないでしょうか。

たしかに年長者を敬うことは大切でしょう。
会社組織であれば職責の違いは当然あります。
だれとでも友達付き合いをしなさい、親友のように振る舞いなさい、といっているのではありません。
そうではなく、意識の上で対等であること、そして主張すべきは堂々と主張することが大切なのです。

場の空気を読んで縦の関係に従属することは、自身の責任を回避しようとする、無責任な行為です。

仮にあなたが、上司の指示に従った結果、その仕事が失敗に終わったとしましょう。これは誰の責任ですか?

あなたには責任がない?

違います。それは人生の嘘です。
あなたには断る余地もあるのだし、もっといい方法を提案する余地もあったはずです

あなたはただ、そこにまつわる対人関係の軋轢を避けるために、そして責任を回避するために「断る余地がない」と思っているのですし、縦の関係に従属するのです。

愛にも交友にも、年齢は関係ありません。交友のタスクに一定の勇気が必要なのは、事実その通りでしょう。私との関係については、少しずつ距離を縮めていけばいいのです。密着するほど近づくのではなく、とはいえ手を伸ばせば互いの顔に触れられる程度の距離に。

対人恐怖症、社交不安障害を克服するには勇気を持って「縦」ではなく「横」の人間関係を構築することです。

※参考文献:嫌われる勇気 岸見一郎著

 

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