”あなたはあなたであることが望ましい”

あなたはもしかすると、「もう少し背が高かったら」とおもっているかもしれない。
しかし、背がもう少し高ければあなたはあなたでなくなってしまう。

それが「人魚姫はしっぽがあったから自分なのである」と言う意味である。

イソップ物語にキツネとヘビの話が出てくる。

キツネが自分もヘビのように長くなりたいと思う。
そこで、ヘビの隣に寝て、一生懸命に体を伸ばす。
ところが、やがて体がびりっと破ける。

キツネは死ぬほど頑張ったのである。
あなたもこの体がびりっと破れた狐のようにがんばっていることはないだろうか。

キツネはヘビのように長くないからキツネなのである。
あなたは彼のように背が高くないからあなたなのである。

水をバケツいっぱいもらっても飲めない。
その時に、「こんな小さな胃をつくってと文句を言う人がいるだろうか。

水をバケツいっぱい飲めないから、あなたはあなたなのである。
なんでもできることが望ましいわけではない。あなたはあなたであることが望ましいことなのである。

あなたが有名歌手のように白亜の御殿を建てられないとすれば、それは建てられないことが望ましいことなのである。

対人恐怖症、社交不安障害を克服するにはあなた自身をそのまま受け入れることである。

※参考文献:自分の受け入れ方 加藤諦三著