ビクビクしている人と愛情飢餓感

いつもビクビクして育った人は基本的愛情欲求が見たされていません。

心の土台がありません

脅威志向の高い人は、いつもビクビクと怯えているが、同時に気持ちが不安定です。

そういう人は機嫌が良くても、何かあるとすぐに不愉快になります。

土台がないから、嬉しいことがあっても、ふとしたことですぐ不愉快になります。

憂鬱になります。

日常生活で「繰り返し、繰り返し」土台にある欲求不満が外化という心理過程を経て表に出てきます。

つまり「繰り返し、繰り返し」何とも言いようのない不愉快さに襲われます。

そしてそのたびに不愉快の原因、憂鬱の原因について間違えます。

自分に原因があるのに周囲の近い人を責めることになります

周囲の近い人に原因を押し付けるから周囲の近い人が嫌いになります。

これが、基本的愛情飢餓感に苦しむ人が近い人と長く付き合えない原因です。

一度離婚をした者の方が、もう一度離婚をする確率が高いのは、おそらくそのパーソナリティーに原因があるのでしょう。

必ずしも結婚相手との相性に原因があるのではないでしょう。

基本的愛情飢餓感を持つ人は、友達にも、恋人にも、配偶者にも、母親を求めます。

友達付き合いにつまずくのも、恋人との関係が上手くいかないのも、それが原因でしょう。

小さい頃母親とコミュニケーションできなかった人は、
基礎工事がない建物に住んでいるようなもので、わずかな地震にも建物は倒壊します。
幼少期の欲求不満が繰り返しパーソナリティーの表に出てくるが、大人になってからは欲求不満の処置が難しいのです。

ビクビクしている人と欲求不満の心理

そもそもそのビクビクしている人は心理的に不満です。

そのビクビクしている人は外側の世界とは関係なく欲求不満です。

外側の世界が望ましい世界か、望ましくない世界かとは関係なく、その人は常日頃欲求不満です。

そして人はその欲求不満を解決しなければなりません。

自分が1人で解決できないときには「あいつが悪い」と非難罵倒するのは解決の一つです。

とにかく今自分は不愉快なのです。

面白くありません。

基本的にビクビクしている人は欲求不満なのだから、今も今までも不愉快なのは何の不思議ではありません。

周囲の人は誰も自分の感情を満たしてくれることはありません

面白くありません。

周囲の人の普通の態度がその人を傷つけます。

別に周囲の人がその人を意図的に傷つけているわけではありません。

別に周囲の人が悪いわけでもありません。

傷つく原因は本人にあります。

単純に周囲の人がその人の欲求を満たさないだけです。

だからその人は傷つきます。

傷つけられれば相手が憎くなるのは当たり前です。

自分は満たされていないと意識するよりも、周囲の人を憎む方が本人は理解しやすいのです。

自分の心の中の状態を外側の世界に移し換えるのは、耐え難くなった不満を解決する為です。

それが外化です。

いつもビクビクしている人はどうしたらいいか

いつも、ビクビクしている人は、人に何かを隠しているのです。

それは、ありのままの自分です。

暗い気分の時に、いつも陽気で明るいおしゃべりな自分でいようとすると、本当は黙って一人でいたい自分を隠してしまうことになります。

気分が冴えない時はその冴えない自分を見せていいのです。

そうすれば、何も隠すこともなくなりビクビクすることもなくなります。

しかし、いつでもありのままの自分を他人に表現することは難しいことです。

それは、小さい頃から親にありのままの自分でいることを禁じられてきたからです。

つまり、言い換えると、この親の呪縛から解き放たれば、ビクビクすることもなくなります。

その方法としては、一緒にいて癒される人と付き合うようにすることです

一緒にいて癒される人は、ありのままの自分で生きている人です。

そうすれば自分も自然な感情を表現し、ありのままの自分でいいのだ、と思えてきます。

そうすると、ビクビクする必要もなくなるのです。

※参考文献:イライラのおさめ方 加藤諦三著