個性と心の歴史

”心の歴史を書いてみる”

心の履歴書を書いていない人が「個性、個性」と騒いでいる。
外側の世界とは違った心の世界があると気が付いた人は、「個性、個性」と騒がない。

心の歴史を書く時、人は自分のすることなすこと、すべて自分の個性なのだと気が付くはずである。

あなたは、人間という動物がいると思っているだろうが、じつは違う。
心の世界を考慮に入れるとそうではない。

あなたがもしAという人なら、Aという動物がいるのである。
そして、あなたの側にいる人は、あなたと違ったBという動物なのである。
あなたの前にいるのは、あなたと違ったCという動物なのである。

もっとも、私たちは動物を見て、同じ種類の動物を同じと見ているが、それは違うかもしれない。

私は、ある時に仕事場に鳥の餌を置いておいた。
そして、鳥はこんなにも違うのかと驚いた。
同じように小さい鳥なのだが安心して餌を食べている小鳥といつもびくびくして餌を食べている小鳥とがいる。

空を飛ぶ小鳥も、同じように見えても、その内面は違うのだなと思った。おそらく、安心して飛んでいる小鳥と、不安で用心しながら飛んでいる小鳥とがいるのだろう。

※参考文献:自分の受け入れ方 加藤諦三著

 

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