大人の愛着スタイルの判定には主に二つの方法が行われている。

一つは、成人愛着面接である。

これは、その名の通り、面接によって行われる。

もう一つは、質問紙による検査で、「親密な対人関係体験尺度」と呼ばれるものである。

質問紙による検査はいくつも作られてきたが、それらの結果を分析した結果、愛着スタイルは、愛着不安と愛着回避の二つの因子によって、おおむね決定されることがわかってきた。

この場合の愛着回避とは、親密な対人関係を避ける傾向であり、愛着不安とは、親密な関係をもっていても、不安になり、もっと完全な親密さや依存できる関係を求めようとする傾向である。

「親密な対人関係体験尺度」では、愛着不安と愛着回避のスコアがそれぞれ高いか低いかによって、四つのカテゴリーに分類される。

つまり、いずれも低い場合は「安定型」、愛着不安が強く、愛着回避が弱い場合は「不安型」、逆に、愛着回避が強く、愛着不安が弱い場合は「回避型」、両方とも強い場合は「恐れ・回避型」と判定される。