妬みや嫉妬などの根底にあるのが”くやしさ”である

●黒いカラスを白いと主張しても

“なぜ受け身になってしまうのか”

認めざるを得ない現実を否認し続けるということが、抑圧するということである。
みとめざるをえないことをひにんしつづけていると、どうしても生き方や感情の動きが受け身になってしまう。

自分に嘘をついている人をじっと観察してみればわかることであるが、やはり受け身の人が多い。
活動的でいせいがいいように見えても、「あいつに怒らせた」などと、いつも受身の表現を使う。

活動的に見えても、うっぷんを晴らしているだけにすぎないのである。

自分に嘘をついている人は、現実が、あることを認めろと迫っている時、必死でこらえているのである。

これでは受け身にならざるを得ないであろう。

認めざるを得ない事実を認めた時、その人は初めて能動的になれるのである。

”妬み”や”嫉妬”などの根底にあるのが”くやしさ”である。
だから、受身の人間ほど、妬みや嫉妬にとらわれやすいのである。

妬みから人の悪口をいう人は、それをいいながら、心の底の底では、その悪口がどこかおかしいと感じている。

そして、どこかおかしいと感じるからこそ、その感情を抑圧しようとして、さらに激しく悪口をいうのである。
誇張された悪口やくどい悪口は、何かを抑圧している人間のやることである。

たとえば、自分に失望している人間が、その感情を意志で抑圧している場合など他人をクドクドと非難しがちである。

心の奥底では自分に失望しながら、表面は偉そうにしている人間の話すことには、トゲがある。

このようにして、認めざるを得ない現実を否認し続けていれば、不必要な力が体に入ってしまう。

対人恐怖症、社交不安障害を克服するには認めざるを得ない現実を認めることです。

※参考文献:自分を嫌うな 加藤諦三著

 

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