“怒りを抑えると、体調を崩す”

カレン・ホルナイはこれらの症状は、自分に対する怒りを意識できると消えるという。

そして自分に対する怒りを意識できないと、人はこの疾患を心理的な原因にしないで外部のことに原因を求める。

自分自身に対する怒りであれ、他人への怒りであれ、怒りを抑えていると様々な肉艇的な不調となって表われる。

彼らはまず怒りの行動をしたいのである。

憎しみを直接表現したい。

ところがそれができないから他のこともできないのである。

会社に行くことを考えてみよう。

他に楽しいことがなければ人々は当たり前みたいにして会社に出かけていく。

別に朝「嫌だなー」とも思わない。

しかしもの凄く楽しいことがあるとする。

素敵な恋人からその日に旅行に誘われている。

それなのに会社にいかなければならないとしたら、会社に行くのが「嫌だなー」と思うのが当たり前である。

もし、その楽しいことに当たることが「しないではいられないこと」だったらどうなるか。

しかもその「しないではいられないこと」をしないでいるのである。

そうなったら会社に行くのが「嫌だなー」ではすまされない。

会社に行けなくなるかもしれない。

その「しないではいられないこと」が「憎しみを晴らすこと」なのである。

とにかく憎しみを晴らさないではいられないほど憎しみが凄い人を想像してみる。

そんな状態がうつ病なのではなかろうか。

だからうつ病者は何もできないが、憎しみを表現することになると異常に元気になる。

たとえば哀れみの訴えである。哀れみの訴えは間接的な憎しみの表現である。

だからうつ病者は苦しさを訴える時にはうって変わってエネルギッシュなのである。

また人の悪口である。

人の悪口をいうとなるとものすごく元気になる人がいる。

今までの落ち込みが嘘のように元気になる。

※参考文献:イライラのおさめ方 加藤諦三著