”愛されないで育った人は天国に行ける”

不幸な星のもとに生まれた人は、「何で自分だけがこんなに苦しい思いをしなければならないのだ」という不公平に対する怒りを持つ。

そのように不満になっている人に対する私の答えは、「あなたは天国に行けるのだから」である。

「愛されないで育った人は天国に行ける」

この言葉をあなたは信じることができるか。

信じることができる人は本当に天国に行ける。

そう信じられる人は、今まで本当に辛い日々を生きているからである。

「あなたは天国に行ける」と言われて、「自分はこれだけ辛いことに耐えているのだから、天国に行けるだろう」と思える。

そこまで辛いことに耐えて生きていない人は、「あなたは天国に行ける」と言われて、「私は天国に行けるだろう」とは、なかなか思えない。

親から虐待されたり「親子の役割逆転」で親から感情的搾取にあいながら育った人は、地獄の日々を送って大人になっている。

長いこと地獄で生きてきた。

だから、「愛されないで育った人は天国に行ける」と聞いた時に、「あー、そうか」と思えるのである。

人に騙されても、人を騙したことはなかった。

人に利用されても、人を利用したことはなかった。

人に搾取されても、人を搾取したことはなかった。

だから、「あなたは天国に行ける」という言葉を信じることができる。

※参考文献:自分の受け入れ方 加藤諦三著