愛着スタイルは、自らの健康管理にも影響する。

安定型愛着スタイルの人は、健康を維持するために、運動をしたリ、食事に気を使ったりといったことにも熱心に取り組む傾向がみられる。

一方、飲酒や喫煙、薬物乱用といった健康に有害な行為を避けようとする。

不安型愛着スタイルの人は、ストレスが多いため健康に問題を抱えやすいにもかかわらず、きちんとした健康管理を行っていない傾向がみられる。

また、痛みに弱く、不調や苦痛を感じやすいため、些細なことでも大騒ぎをする。

それがこのタイプの人の自分の守り方なのである。

一方、回避型愛着スタイルの人は、自分の健康管理に無頓着な傾向がみられる。

自分の症状やストレスについてあまり自覚がないので、病気が進んで初めて気がつくということになりがちだ。

その為、さまざまな身体疾患の罹患率が高い傾向がみられ、自覚されないストレスが、しらないうちに身体的な症状となってあらわれやすい。

たとえば、潰瘍性大腸炎という疾患がある。

遺伝的マーカーが陽性の患者と陰性の患者を比べると、遺伝的マーカーが陰性であるにもかかわらず、この疾患にかかっている人では、回避型愛着スタイルの傾向が強くみられたのである。

不安型愛着スタイルと回避型愛着スタイルの両方の傾向をもった人では、病院にいくのを億劫がり、治療をちゃんと受けない傾向が指摘されている。