[家族との関係をどうする?新しい親密な関係を育てていくには?]

インナーアダルトを育てていくことで、あなたは子ども時代のルールや役割を手放し、別の選択肢を手にすることができます。

人間関係はかつて経験したことのない自由なものになるでしょう。

そのために行き詰っていた過去の関係を整理し、現在の人間関係を見直して、親密な関係を育てる方法を学んでいきます。

人との関係は、友人であれ、家族であれ、同僚であれ、片方が寄りかかったり、あるいは頑固に自力でがんばろうとするものではありません。

それに、これからは「一人が得をすればもう一人が損をする」というしくみで人生を考える必要もありません。

健康な関係とは、相互に支え合い分かち合うものです。

親やきょうだいとの関係

自分が回復を始めると、そのプロセスを親やきょうだいと分かち合おうと熱心になることがよくあります。

けれどたいていの場合、家族はそのような話を聞くと内心で動揺したり否認したりして、無表情になるか、断固として反論するものです。

「いったい何の話をしているの?」

「誰の親の話をしてるんだかしらないけど、少なくとも僕の親じゃないね!」

「なんであんたがアルコール依存症の家族で育ったことになるの?
きょうだいの私がそうじゃないのに」。

大切な相手が、あなたにとっての真実をあからさまに無視したり、大げさだと言ったり、否定したりしたら、ショックでしょう。

自分ときょうだいとで体験してきたことがこんなに違うのかと、驚くかもしれません。

知っておく必要があるのは、私達が癒やしのプロセスにいるとしても、他の家族が同じ道のりを選んでいるとは限らないということです。

※参考文献:子どもを生きればおとなになれる<インナーアダルト>の育て方 クラウディア・ブラック著 水澤都加佐監訳