対人恐怖症、社交不安障害の克服のいろは

対人恐怖症、あがり症、社交不安障害で悩むあなたへ。必ずそれらは克服できます。重度のあがり症・社交不安障害、対人恐怖症だった私がその克服方法をお教えします。

月別: 2017年9月

愛着障害の克服における遊びがもつ意味

愛着障害の克服における遊びがもつ意味

川端の「子ども心の回復」という願望は、愛着障害を癒やす方途として、一つのヒントを与えている。 実際、愛着障害を抱えた人は回復していく過程で、子ども心を取り戻すという段階を経験する。 ウィニコットやエリクソンのような、愛着 […]
ままごと遊びと子供心と愛着障害からの回復

ままごと遊びと子供心と愛着障害からの回復

愛着障害だった川端康成が「自分には子ども心がわからないので、親になるのが怖い」と述べていると述べているが、愛着障害を修復する一つの手立てとして、まさに愛着障害だった川端のいう「子ども心」を取り戻すことが、鍵をにぎるように […]
愛着障害の克服には幼い頃の不足を取り戻す

愛着障害の克服には幼い頃の不足を取り戻す

愛着障害の修復過程は、ある意味、赤ん坊のころからやり直すことである。 私たちはよく「子どものころからやり直したい」とか「幼稚園からやり直してこい」などと口にするが、そこには、深い真実が含まれている。 実際に、愛着障害を抱 […]
良い安全基地とは

良い安全基地とは

では、良い安全基地となるためには、何が大事なのだろう。 一つは、安全感を保証するということである。 これが最も重要なのは言うまでもない。 愛着の問題を抱える人にとって、一緒にいても傷つけられることがないというのが、最優先 […]
安全基地を求めてさまよい続けた愛着障害のルソー

安全基地を求めてさまよい続けた愛着障害のルソー

愛着障害のなかでも、脱抑制性愛着障害や、程度は軽いが、不安型愛着スタイルの人は、一人で自分を支えることができず、これはと思う人には誰かれなく接近し、甘えようとする。 若き日のルソーには、明らかにそうした傾向があった。 自 […]
愛着障害をいかに克服していくか

愛着障害をいかに克服していくか

安全基地となる存在 愛着の原点は、親との関係で育まれる。 愛着障害は、そのプロセスで躓いている。 それを修復するには、親との関係を改善していくことが、もっとも望ましい。 親のなかには、子どもに問題が表面化したのを機に、自 […]
愛着障害を乗り越えた存在のもつ力

愛着障害を乗り越えた存在のもつ力

通常の対人関係においては、安定型の愛着スタイルの人どうしがパートナーになった方が、物事はうまく運びやすい。 逆に、不安定型の愛着スタイルの人同士が関わりあうと、些細なことから大きなトラブルになり、状況が混迷しやすい。 不 […]
なぜ彼らは愛着障害の回復を生じさせたのか?

なぜ彼らは愛着障害の回復を生じさせたのか?

優れた臨床家というのは、精神分析であれ、認知(行動)療法であれ、他の心理療法であれ、この関門を開け、それを維持する何かをもっている。 それは、こうした治療の方法自体とは別の何かである。 治療の本体とされる部分ではなく、も […]
精神分析が愛着障害を悪化させるのは

精神分析が愛着障害を悪化させるのは

境界性パーソナリティ障害など重いレベルの精神疾患の場合、精神分析療法が逆に症状を悪化させてしまう危険があるということは、精神医学の歴史における一つの苦い教訓であった。 その理由の一つとして、境界性パーソナリティ障害では、 […]
なぜ愛着障害には従来型の治療は効果がないのか

なぜ愛着障害には従来型の治療は効果がないのか

難しいケースほど、心理療法や認知行動療法が効かない理由 多くの精神科の治療家や心理療法家が、痛いほど経験してきたことであるが、難しいケースほど、カウンセリングや通常の認知行動療法では、なかなか効果が得られにくい。 得られ […]
恐れ・回避型愛着スタイルとは

恐れ・回避型愛着スタイルとは

愛着回避と愛着不安がいずれも強い愛着スタイルは、恐れ・回避型愛着スタイルと呼ばれる。 対人関係を避けて、ひきこもろうとする人間嫌いの面と、人の反応に敏感で、見捨てられ不安が強い面の両方を抱えているため、対人関係はより錯綜 […]
不安型愛着スタイルとは

不安型愛着スタイルとは

不安型愛着スタイルの特性と対人関係 「なぜ、あの人は、気ばかりつかうのか」 終始周囲に気を使っている人がいる。 プライベートはもちろん、仕事の場でも、相手の顔色を見ながら機嫌をうかがったり、馬鹿丁寧にあいさつばかりする。 […]
回避性愛着スタイルとは

回避性愛着スタイルとは

【回避性の特性と対人関係】 親密さよりも距離を求める 回避型愛着スタイルの人は、距離をおいた対人関係を好む。 親しい関係や情緒的な共有を心地よいとは感じず、むしろ重荷に感じやすい。 だから、親密さを回避しようとし、心理的 […]
安定型愛着スタイルとは

安定型愛着スタイルとは

安定型愛着スタイルの特徴 安定型愛着スタイルの第一の特徴は、対人関係における絆の安定性である。 安定型愛着スタイルの人は、自分が愛着し信頼している人が、自分をいつまでも愛し続けてくれることを、当然のように確信している。 […]
愛着スタイルの診断

愛着スタイルの診断

「成人愛着面接では、親との関係に焦点を当てる」 愛着スタイルの診断法である成人愛着面接について説明します。 成人愛着面接の特徴は、親(養育者)というもっとも重要な愛着対象との関係に焦点を当て、それが心のなかで、どのように […]
愛着スタイルは死の恐怖さえも左右する

愛着スタイルは死の恐怖さえも左右する

愛着スタイルは、自らの死に対する姿勢においても、その違いがはっきりみられる。 不安型愛着スタイルの人は、死の恐怖や不安を抱きやすく、死について考えることも多い。 回避型愛着スタイルの人は、そういうことがあまりない。 死に […]
愛着スタイルと喪の作業

愛着スタイルと喪の作業

肉親やパートナーなど愛する人の死に際して、その悲しみを受け止め、乗り越えていくために、人は喪の作業(モーニング・ワーク)を行う。 愛着スタイルの違いは、喪の作業においても違いとなってあらわれる。 このことは、すでにボウル […]
愛着スタイルと健康管理

愛着スタイルと健康管理

愛着スタイルは、自らの健康管理にも影響する。 安定型愛着スタイルの人は、健康を維持するために、運動をしたリ、食事に気を使ったりといったことにも熱心に取り組む傾向がみられる。 一方、飲酒や喫煙、薬物乱用といった健康に有害な […]
愛着スタイルと攻撃性

愛着スタイルと攻撃性

不安定な愛着スタイルが、さまざまなトラブルを招きやすいのは、愛着スタイルが、攻撃性や怒りの処理に関わるからでもある。 子どもの愛着障害の研究で、回避型愛着パターンの子どもは、敵意や攻撃的行動が多いことが良く知られている。 […]
愛着スタイルと仕事ぶり

愛着スタイルと仕事ぶり

安定型愛着パターンの子どもでは、活発な探索行動がみられやすい。 同じように、安定型愛着スタイルの大人は、仕事に対して熱心なのだろうか。 実際、行われた研究は、その問いに対して「イエス」と答えている。 つまり、安定型愛着ス […]
愛着スタイルと愛する人の犠牲になれるか

愛着スタイルと愛する人の犠牲になれるか

「愛する人の為に犠牲になれますか?」 ある研究では、愛するパートナーが死の危機に瀕している状況を思い浮かべてもらって、そのとき、パートナーの命を救うために、あなたは自分の命を危険にさらしますか、と訊ねた。 その結果、安定 […]
辛い体験を回想する愛着スタイル

辛い体験を回想する愛着スタイル

「つらい体験をよく思い出しますか?」 子ども時代のネガティブな体験(悲しい、腹立たしい、不安な)を思い出すように言われたとき、思い出すのにかかった時間(潜時)を比べると、回避型愛着スタイルの人は、ネガティブな体験の回想に […]
愛着スタイルを見分ける指標、愛着行動

愛着スタイルを見分ける指標、愛着行動

「ストレスが溜まったとき、人を求めますか?」 愛着スタイルを見分ける一つの良い指標は、ストレスや不安が高まったとき、人との接触を求めようとするか、逆に求めなくなるかである。 不安やストレスが高まった状況では、通常、安心で […]
大人の愛着スタイルを診断する

大人の愛着スタイルを診断する

大人の愛着スタイルの判定には主に二つの方法が行われている。 一つは、成人愛着面接である。 これは、その名の通り、面接によって行われる。 もう一つは、質問紙による検査で、「親密な対人関係体験尺度」と呼ばれるものである。 質 […]
愛着スタイルが対人関係から健康まで左右する

愛着スタイルが対人関係から健康まで左右する

その人の愛着スタイルは、対人関係に本質的とも言える影響を及ぼすだけでなく、内面の在り方や、自己コントロールの仕方、ストレスに対する敏感さにも反映される。 何を望み、何を恐れ、どのように自分を守り、どのように自分を律しよう […]
愛着障害と独創的な創造性との関係

愛着障害と独創的な創造性との関係

「独創的な創造性との関係」 愛着障害についてのケースをたどっていくと、すぐに気付かされるのは、作家や文学者に、愛着障害を抱えた人が、異様なほどに多いということである。 夏目漱石、谷崎潤一郎、川端康成、太宰治、三島由紀夫と […]
愛着障害の高橋是清の強運

愛着障害の高橋是清の強運

「高橋是清の強運」 総理や蔵相を歴任し、ニ・ニ六事件のとき凶弾に倒れた高橋是清は、まさに波乱万丈を絵に描いたような人生を送った。 彼もまた愛着障害を抱えた人物だった。 生まれてまもなく里子に出され、養家で育った是清は、幼 […]
愛着障害のチャールズ・チャップリンのロリータ趣味

愛着障害のチャールズ・チャップリンのロリータ趣味

「親代わりの異性と、ずっと年下の異性」 愛着障害を抱えた人は、しばしば親代わりの存在を求める。 ずっと年上の異性が恋人や配偶者となることも珍しくない。 逆にずっと年下の異性に対して、親のように振る舞うことで、自分が欲しか […]
愛着障害の谷崎潤一郎の女性観

愛着障害の谷崎潤一郎の女性観

「谷崎潤一郎の女性観」 『痴人の愛』や『卍』、『春琴抄』など、異常な愛の形を好んで小説のモチーフにした耽美派の作家、谷崎潤一郎も、特異な愛着障害を抱えていたようだ。 愛着障害だった谷崎は、女性関係において異常に執着の強い […]
ルソーの変態趣味と愛着障害

ルソーの変態趣味と愛着障害

「ルソーの変態趣味」 愛着障害だったルソーにも性倒錯的な趣味があった。 マゾヒズムや露出症と呼ばれるもので、彼は女性からわざと踏みつけにされ、赦しを乞うことに性的快楽を感じたという。 また、自分の性器を若い女性たちにみせ […]
愛着障害だった釈迦のケース

愛着障害だった釈迦のケース

「安住の地を求めてさまよう」 愛着障害の人達のなかには、家出や放浪を繰り返す人がいる。 たび重なる引っ越し、旅といったものと縁が深いケースも少なくない。 もっと長じてから、家出をしたり、遁世をしたりというケースもある。 […]
愛着障害だったジャン・ジュネのケース

愛着障害だったジャン・ジュネのケース

プルースト、セリーヌとともに、二十世紀のフランス文学を代表する作家として評価の高いジャン・ジュネは、きらびやかな文体を駆使して、『花のノートルダム』や『泥棒日記』などの傑作を立て続けに生み出した。 そこで、サブテーマとな […]
愛着障害だったルソーの反社会的行為

愛着障害だったルソーの反社会的行為

「反社会的行動の背景にも多い」 愛着障害を抱えた子どもは、幼い頃から、反抗やいたずらといった問題がしばしばみられる。 物を盗んだり、壊したり、弱い者をいじめたりといった行動も珍しくない。 その多くは、心の中に溜まった寂し […]
愛着障害と虚言

愛着障害と虚言

「内なる欠落を補うために」 自分自身に対する違和感は、ほかにもさまざまな仕方で表れる。 自分の欲望や喜び、満足感といった感覚がわからなくなる失感情症(アレキシサイミア)も、その一つである。 愛着障害だった太宰は小学生のこ […]
愛着障害と道化

愛着障害と道化

「道化という関わり方」 不安定型愛着スタイルの人は、しばしば三枚目やオッチョコチョイや道化役を演じることで、周囲から「面白い人」「楽しい人」として受け入れられようとする。 こうした傾向は子ども時代に強くみられるが、思春期 […]
愛着障害とアイデンティティ

愛着障害とアイデンティティ

愛着障害があると、アイデンティティの問題も生じやすい。 愛着は、安心感を支える土台であり、そこから障害を受けると、「自分が自分である」ということに確信をもちにくくなる。 そうした自己に対する違和感は、世界や他者に対して自 […]
愛着障害だったエリクソンのケース

愛着障害だったエリクソンのケース

「父親になることにしり込みしたエリクソン」 アイデンティティ理論で、幅広い分野に多大な影響を与えた心理学者のエリク・H・エリクソンは、複雑な生い立ちのもち主だった。 母親はデンマークの裕福なユダヤ人家庭の出身だったが、エ […]
青年期を左右する愛着スタイルと愛着障害

青年期を左右する愛着スタイルと愛着障害

愛着障害を抱えている人は、青年期に迷いやすい。 たとえば、ある研究によると、13歳の時点で、愛着における不安傾向が強いほど、その後の3年間で学校の成績が下降するリスクが高かった。 大学生を対象にした研究でも、同様の結果が […]
愛着障害の人は依存しやすく過食や万引きも

愛着障害の人は依存しやすく過食や万引きも

愛着障害の人は、傷つきやすくストレスに弱い。 しかも、安心できる安全基地というものをもちにくい。 そうしたなかで自分を支えていくためには、何らかの対象に依存するしかないということになる。 しかし、それは、真に信頼できる愛 […]
愛着障害と潜在能力の発揮

愛着障害と潜在能力の発揮

安定型愛着の子どもは、自分の興味を惹きつけるものや可能性を広げてくれるものについて、じっくりと取り組んでいくことができやすい。 しかし、不安定型愛着の子どもは、自分の可能性を試すことについて、過度に不安を感じたり、あるい […]
発達の問題を生じやすい愛着障害

発達の問題を生じやすい愛着障害

「発達の問題を生じやすい」 子どもは愛着という安全基地があることで、安心して探索活動を行い、認知的、行動的、社会的発達を遂げていく。 つまり、愛着は、あらゆる発達の土台でもあるのだ。 そのため、愛着障害があると、発達の問 […]
意地っ張りで、こだわりやすい愛着障害

意地っ張りで、こだわりやすい愛着障害

「意地っ張りで、こだわりやすい」 愛着障害の人の重要な特徴の一つは、過度に意地を張ってしまうことである。 それが自分にとって不利益になるとわかっていても、どうしてもそれを止められないということが多い。 非機能的な怒りと同 […]
愛着障害だった川端康成の初恋

愛着障害だった川端康成の初恋

「川端康成の初恋」 愛着障害だった川端康成の初恋としては、『伊豆の踊子』の原体験となった、湯ヶ島での旅芸人の踊り子に抱いた淡い恋心ではなく、その前にもっと情熱的な関係があったことが知られている。 それは同性愛の関係であり […]