対人恐怖症、社交不安障害の克服のいろは

対人恐怖症、あがり症、社交不安障害で悩むあなたへ。必ずそれらは克服できます。重度のあがり症・社交不安障害、対人恐怖症だった私がその克服方法をお教えします。

「心の無理しない練習」の記事一覧

コミュ障を克服する心理

コミュ障を克服する心理

コミュ障の人は覚悟をすれば人に煩わされないで生きられる 亀は、重い亀の甲を背負って生きている 同じように人間もトラブルは起きるという「亀の甲」を背負って生きている。 コミュ障の人は何をするのも相手があるから人間関係のトラ […]
引きこもりを克服する心理

引きこもりを克服する心理

引きこもりの人は長年にわたり自分でない自分を生きてきた 引きこもりとは、他人の批判を恐れ、仕事が出来ない、家から出れない、部屋から出れなくなった人のことである。 そういった人は怒りを内に秘めていて、発散できないで無気力に […]
傷つけあわない接し方

傷つけあわない接し方

主張訓練法 主張訓練法とは 自分を主張できないために不本意な行動をせざるをえず、そのような事態をもたらした相手をついひそかに恨んでしまう。 本当は主張できない自分が悪いのを知っているのに。 そのために自己嫌悪に陥り、いっ […]
傷つかない心を目指して

傷つかない心を目指して

傷つきは自分を成長させる たとえ心を強く鍛えても、傷つかないことなどありえないと思われます。 誤解されることがあるでしょうし、それまでの物事の流れを知らなかった人に、不用意な対応をされることもあるでしょう。 誠意が通じな […]
心の傷と自分の人生

心の傷と自分の人生

心の傷と身体を傷つけること 自分の「身体を傷つけること」と、「心が傷つくこと」とは関係があるのでしょうか? 一般的には、心の傷つきのために身体を傷つけることに向かう、ということができます。 そして、心の傷が癒されると自傷 […]
家族のなかでの傷つき

家族のなかでの傷つき

家族のなかでの傷つき体験 心が深く傷ついて後々までも傷跡が残ってしまう状態が、トラウマと呼ばれるものです。 家族のなかでトラウマとなる心の傷を、少なくない人が体験しています。 そして、それが、その人の傷つきやすさと結びつ […]
傷つきやすさと思春期

傷つきやすさと思春期

幼い子どもはけっこう厳しい言葉でやりとりします。 それでも、けろっとしていることが少なくありません。 多くの人が傷つきやすくなるのは、思春期以降のことです。 そして、人生の中でもっとも傷つきやすい心を持つのも、思春期から […]
傷つきやすさを強める学校

傷つきやすさを強める学校

それぞれの家庭が社会の標準化刺激としての役割を十分に果たした時代には、大多数の子どもは学校という枠に比較的容易に適応できる資質を育てられました。 このために、学校は、家庭で育てられた性格的な偏りを修正する場所として機能し […]
自己価値感が育ちにくい社会

自己価値感が育ちにくい社会

現在の社会は確固とした自己価値感を育てにくい社会です。 そのために、傷つきやすい人が増えているということがいえます。 たとえば、J・ブランバーグという人が150年間の少女達の日記を分析していますが、とりわけここ30年ほど […]
傷つきやすさの諸要因

傷つきやすさの諸要因

傷つきやすさの根底には自己価値感の希薄さがありますが、それ以外の特性も傷つきやすさに関係します。 まず最初に、そうした特性を考えてみます。 傷つき体験の乏しさ 傷つきやすい人のなかには、体験の乏しさのために傷つくことに対 […]
傷つきにくい人ー二つのタイプ

傷つきにくい人ー二つのタイプ

傷つきにくい人とはどのような人であるかを考えてみます。 傷つきにくい人は、大きく二つのタイプに分けられます。 一つは鈍感な人です。 このタイプは、鈍感であることで自分を守っているのです。 もう一つのタイプは、しっかりした […]
傷つきやすい人の特徴

傷つきやすい人の特徴

傷つきやすい人にもいろいろなタイプがあります。 それぞれのタイプで多少特徴が異なるのですが、ここでは、傷つきやすい人に比較的共通する特徴をみていくことにします。 感受性がマイナスに作用 傷つきやすい人は、「自分は感受性が […]
傷つきやすい人ー六つのタイプ

傷つきやすい人ー六つのタイプ

傷つきやすい人と一口で言っても、そこにはいろいろのタイプがあります。 代表的なものは、つぎの六つです。 【完全防御傷つきタイプ】 劣等感や自分の心の中の空虚さを強く感じながら、表面では弱みを見せずに必死にがんばっている人 […]
傷つくということ

傷つくということ

傷つくということは、自分が価値ある存在であるという感覚が脅かされることがその中核であります。 これは、不快でつらい感情体験です。 このために、傷つくということを改めて分析的にとらえようとすることは、気の重い作業です。 そ […]
心が傷つくとき

心が傷つくとき

私たちの心は、どのような場面で傷つくのでしょうか。 その主な場面をみてみましょう。 信じていた人に裏切られたとき 親友と思っていた人が、他の人に自分のことを悪く言っているのを知った時などです。 あるいは、信じている人に悩 […]
心が傷つくということ

心が傷つくということ

傷つき競争 私たちは他の人の何気ない言葉や行為、何気ない態度に傷つけられることがあります。 とくに思春期から青年期の心は、とても傷つきやすいものです。 ちょっとしたことで、心がかき乱されるばかりでなく、生活全体に揺らぎが […]
自分を生きる闘い

自分を生きる闘い

自分を生きることとは、自然な自分を信頼し、それに素直に従うことでした。 ですから、本来楽なはずなのです。 それなのに、自分を生きることは必ずしも一筋縄ではいきません。 それは、長いこと期待された役割を生きる自分が外界と接 […]
満足の人生

満足の人生

充実した悔いのない人生にするためには、未来の自分として現在を点検してみることが役立ちます。 若い人は60歳や70歳になった自分としてみてもよいでしょう。 究極的には、自分が死の床にいるとして、現在を振り返ってみることです […]
自分を解放する

自分を解放する

自分を解放することとは、自分の感覚、感情、欲求を信頼し、自分だと実感できる率直な行動をすることです。 自己開放には、二つの面があります。 一つは、自分自身に対して自分を解放するという面です。 すなわち、自己抑制を解くこと […]
自分を信頼する

自分を信頼する

自分になるということは、自分を信頼した行動ができることです。 ですから、自分になるためには、自分を信頼した行動を心がけ、積み重ねることです。 このとき、生真面目さで自分を束縛しないことです。 「自分らしくしなければ」とい […]
自分を知る

自分を知る

自分を完全に理解できる人などいないでしょう。 人は皆、ある曖昧さのままに、日々を送っています。 それでも、自分を知ろうとすることが、自分を生きる出発点になります。 自分を知るとはいかなることであり、どれほど知ればよいので […]
自己信頼

自己信頼

内発的成長力と自己信頼 赤ん坊は自分を無条件に信頼しており、周囲に従うのではなく、周囲を従わせます。 ごく幼い子どもは、自分が欲するものと欲しないものをはっきりと分かっており、じぶんが欲しないものは頑固に拒否します。 自 […]
自分の現実的変容

自分の現実的変容

自分探しでなく自分つくり 「偽りの自分」は「本当の自分」ではない。 そう思うことで、自分の小ささ、無力さを甘受することからにげているのではないでしょうか。 「本当の自分」がどこかにあるはず。 そう思うことで、今、ここにい […]
偽りの自分

偽りの自分

「偽りの自分」が現実の自分 統合と超越のために必要なことは、期待された役割を生きる自分をかけがえのない自分として受け入れることです。 「偽りの自分」を大事な自分として肯定的に受けとめることです。 「偽りの自分を生きている […]
統合と超越

統合と超越

期待された役割を生きてきた人が、よりいっそう自分になるためには、なにが必要なのでしょうか。 期待された役割を生きている人は、絶縁と離断を自己成長と思ってがんばってきました。 すなわち、「偽りの自分」と「本当の自分」とを切 […]
自分になる課題

自分になる課題

発達とは「自分」になること 発達過程において「自分になること」がとくに課題となるのは、反抗期であることはずでに述べました。 青年期以降については、精神分析学者のユングと、人生のプロセスを探究したレビンソンらの研究が参考に […]
本当の自分

本当の自分

過剰な自己意識と本当の自分 期待された役割を生きる人は、愛されたいという強迫的な願望が基礎にあるために、嫌われないか、拒絶されるようなことをしていないかなどと、過度に気にかける心性があります。 そのうえに、内面の心の貧弱 […]
幻想の全能感

幻想の全能感

全能感と無価値感の間で揺れる心 期待された役割を生きる人は、自己無価値感を補うために、「本当の自分」は全能であるという幻想を強めます。 全能であるという幻想によって、自己価値感を維持し、高めようとするのです。 このために […]
自己無価値感

自己無価値感の克服

無価値感とは 無価値感に苦しんでいる人は、ありのままの素の自分で生きておらず、無理して素の自分とはかけ離れた自分で生きようとして苦しんでいる状態です。 無価値感を克服する原理は簡単です。 それは、楽な自分で生きればよいの […]
絶縁と離断

絶縁と離断

反抗期に進路変更ができないと、期待された役割を生きる自分の延長線上にしか、自分を形成できなくなってしまいます。 自分の思いとは裏腹に期待された役割を生き続け、その結果、期待された役割を生きる自分をますます強固に完璧にして […]
自己中心的な人の心理

転換の時、反抗期

反抗期が生じる条件 自我の分裂は、成長するにつれ、外界に出せる自分と、外界に出せない自分としていっそう大きくなっていきます。 そして、思春期以降になると、外界に出せる自分は「見せかけの自分」であり「偽りの自分」と感じられ […]
親と子の不幸な関係

親と子の不幸な関係

子どもの素質 期待された役割を生きる自分の形成と発達は、親の側の要因だけによるのではなく、親と子の性格的な食い違いという相互作用であることが通常です。 かつて、精神医学者クレッチマーが分裂気質とやせ型体格との関係を指摘し […]
共感性恐怖

共感性恐怖の心理

共感性恐怖とは 共感性恐怖を感じる母から子へ 共感性恐怖とは、他者の恐怖を自分も感じてしまう、特に母から子へといったケースが多いでしょう。 親に対する子どもの適切な愛着を妨害する要因は、親の愛情不足という場合も稀にはある […]
愛着を求めて

愛着を求めて

期待された役割を生きる自分の出発点 私たちの心は、幼いときからの積み重ねで作られていきます。 期待された役割を生きる発端も幼い時期に見ることができます。 赤ん坊は生まれたときから愛着の対象を求めています。 それは、一人で […]
内面と外面とのギャップの拡大

内面と外面とのギャップの拡大

内面と外面とのギャップの拡大とは 成長と共に、内に秘めた内面の自分の心と外に出す外面の自分とのギャップが拡大していきます。 とりわけ思春期以降にこのギャップが大きくなります。 そして、外に出す自分は「偽りの自分」でしかな […]
発達は自我の分裂を伴う

発達は自我の分裂を伴う

分裂の必然性 前節で述べたメカニズムにより、子どもは親に適応し、心が発達していきます。 そして、心の発達には多かれ少なかれ自我の分裂と呼べる現象が伴います。 発達における自我の必然的な分裂という考え方は、研究者によりその […]
親への適応

親への適応

私たちは、誕生するとこの世界に適応することで生きていきます。 幼い子どもが最初に適応すべき対象は母親であり、次に父親であります。 幼いうちは、外界からの適応を迫るあらゆる要請が、親を介して与えられます。 このために、子ど […]

期待されている役割を生きる

期待されている役割を生きる自分が体験している世界は、どのような世界なのでしょうか。 そして、その行き着く先は、いかなる状態なのでしょうか。 期待されている役割を生きる自分が体験している世界とは、一言で言えば乖離した世界で […]
期待されている役割を生きる自分と「偽りの自分」

期待されている役割を生きる自分と「偽りの自分」

私たちは、多かれ少なかれ期待されている役割を生きる自分を形成します。 そのために、「本当の自分」と「偽りの自分」という分裂した感覚がもたらされるのです。 「本当の自分」を生きていない、「偽りの自分」を生きているという感覚 […]
「偽りの自分」を生きる人

「偽りの自分」を生きる人

人は誰でも、他の人に見せている自分と、「本当の自分」と思っている自分との間にギャップがあります。 そして、多かれ少なかれ「本当の自分」を生ききれていないと感じています。 しかし、それでもやっぱり「自分が」生きているという […]
自己無価値感の修復

自己無価値感の修復

1.自己無価値感から自己価値感人間への五段階 無価値感人間から脱皮するプロセス 自己無価値感人間が自己価値感人間に脱皮するプロセスを五段階に分けられます。 おおいに参考になりますので、以下概略を紹介します。 第一段階 日 […]
民主主義と自己価値感

民主主義と自己価値感

自信がない人ほど独裁者を支持する 自己価値感は民主主義の心理的基盤であり、民主主義の心理的目標でもあります。 逆に、自己無価値感はファシズムの温床となります。 独裁者になるのは自己無価値感人間である場合が多く、自己無価値 […]
なぜ女性は自己価値感を持ちにくいのか

なぜ女性は自己価値感を持ちにくいのか

男子より低い自己価値感 男女の自己価値感を比較すると、小学校ぐらいまではあまり差がありません。 しかし、中学くらいから女性の自己価値感が目に見えて低下する傾向があります。 このことは自信について直接質問した研究でも、自己 […]
学校が自己価値感をおびやかす

学校が自己価値感をおびやかす

自己価値感を奪う学校 子どもたちの自己有能感を育てるべき学校もまた、自己価値感を低減する作用を果たしています。 このために、子どもたちの自己価値感は、小、中、高校と学校生活が長くなるほど低下する傾向があります。 米国での […]
日本文化と自己価値感

日本文化と自己価値感

自己価値感に不利な日本文化 人間の歴史は、自己価値感にとって有利な状況と不利な状況を作り出してきましたが、わが国の文化は、自己価値感の形成にとり不利に働く要因が少なくありません。 たとえば、日本では子どもの長所を伸ばすよ […]
低下する自己価値感

低下する自己価値感

人類の歴史は、文明を築き、自然を改変し、大規模な社会を現出させることで、人間一人ひとりの自己価値感を高める作用を果たしてきました。 しかし、同時に、自己価値感を脅かす無数の事象も生み出しました。 このことをいくつかの視点 […]
引きこもりの心理

引きこもりの心理

引きこもりの若者というと、「無愛想で暗い性格」をイメージしがちですが、むしろ人一倍愛想良く、もともとはスポーツ少年であることも少なくありません。 ただ、彼らに共通するのは人間関係において心理的プレッシャーを強く感じてしま […]
自己中心的な人の心理

自己中心的な人の心理

自己中心的で周囲を惑わすような人は、自信があり、自尊心が高く、いかにも自己価値感があるように受け取られます。 しかし、実際はその反対で、自己中心的行動も無価値感を補うための虚勢にすぎないことが多いのです。 その証拠に、こ […]
買い物依存症の心理

買い物依存症の心理

依存症に陥るのは、なんらかのストレスが引き金となることが多いのですが、当人に深淵な自己無価値の感覚が存在しなければ、依存症にまで進展することはなく、依存症とは、多かれ少なかれ自己無価値感を埋めようとする行為だといえます。 […]

自己無価値感の心理

乳幼児期からはじまる自己無価値感の形成 乳幼児期の体験が心の形成に大きな影響を与え、その影響があとあとまでも残ることは、精神分析がしてきしたことであります。 そして、その後の動物実験や不幸な環境に置かれた子どもたちについ […]