怯えが劣等感を生む

怯えた人は、自分と相手と比べて何か一つ自分に欠けていると、それで自分は相手より劣っていると考える。

相手の卒業した大学が自分より有名大学だと、それだけで自分は仕事上の業績があるのに、相手の方が優れていると感じてしまう。

学者などでも時に多くの業績を表した人が驚くような劣等感を持っていることがある。

信じられないようなことであるが、その原因が卒業した大学である。

本当に信じられないようなことであるが、ある実績のある教授である。

研究業績も素晴らしい、社会的貢献も圧倒的である。

さらに学生の授業評価はずば抜けて高い。

それなのに「私の能力は劣っている」と劣等感を持ち、うつ病になった。

そういう教授は相手を見ていない。

実際の相手と接していない。

相手の卒業した大学しか見ていない。

つまりその有名大学という名前に怯えてしまっている。

何でもないことなのにそれが凄いことに感じてしまう。

実際には凄いことではないが、その怯えている人がそのことを凄いことに感じてしまうだけである。

そのうつ病になった教授も怯えているから、周囲の教授の痘痕を「えくぼ」に感じたのである。

そして自分の方が不美人だと思ったというに過ぎない。

怯えた心というのが、実際には脅威ではない世界を脅威に満ちた世界にしてしまう。

「偏見がかった児童の素地として極めて多いところの「脅威志向」は、寛容な児童の生育史には比較的見当たらない。

その生活の基調は脅威ではなく安定である。」

何かに怯えた時には、「自分は子供の頃の怯えを再体験しているのではないか」と疑ってみることである。

今の怯えに隠されている自分の過去の経験を見出す。

何でもない人の無責任なその場の批判に、敏感に反応する人がいる。

そういう人は、脅威志向が高くて、酷く傷ついたり、落ち込んだりする。

そのように人の批判に傷ついたり、あるいは人の批判に落ち込んだりした時には、「自分は子供の頃に批判されて怯えた体験を再体験しているのではないか」と疑ってみることである。

自分は何のん努力もしないで無責任にただ人を批判する人がいる。

そういう人を、小さい頃の重要人物と同じ影響力のある人にしてしまう。

「こうした内的要因の発見が、より新しい洞察力をもった魂をつくる」
対人恐怖症、社交不安障害を克服するには、「自分は子供の頃の怯えを再体験しているのではないか」と疑ってみることである。

※参考文献:イライラのおさめ方 加藤諦三著

 

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