対人恐怖症、社交不安障害の人は幻想の中で生きている

幼児期の母親との愛着がうまく得られないと、大人になって物事に不満になることが多い。

自分がした行為できっとあの人は自分のことをこう思っただろうと思う。

しかし、それは大方間違いで、普通の人は他人との距離感を保てるので、なんとも思っていないことがほとんどである。

心理学用語で「外化」という言葉がある。

自分が他人を憎んでいると他人も自分のことを憎んでいると思ってしまうことである。

つまり、対人恐怖症者や社交不安障害の人は人から憎まれている幻想の中で生きているのである。

自分の本当の悩みの核を理解して現実に生きようと決心、実行して初めて幻想から抜け出すことができます。