対人恐怖症、社交不安障害の克服のいろは

対人恐怖症、あがり症、社交不安障害で悩むあなたへ。必ずそれらは克服できます。重度のあがり症・社交不安障害、対人恐怖症だった私がその克服方法をお教えします。

「ひきこもりについて」の記事一覧

ひきこもりの治療法

ひきこもりの治療法

ひきこもりに効果のある治療法 早めの対処がポイント ひと口にひきこもりといっても、その実体は正常な人から分裂病まで幅広いものである。 分裂病を除外しようと思っても、会ってみなければ診断はできず、診察しても分裂病に近いが確 […]
ひきこもりの心の病理

ひきこもりの心の病理

ひきこもりと心の病 40%の人が一度は経験する心の病気 一般の方々には、まだまだ精神障害に対する誤解が多いと思う。 すでにひきこもりとの関係で精神障害についても多少触れてきたが、ここで精神障害について、少し説明しておきた […]
ひきこもりに至る過程を解明

ひきこもりに至る過程を解明

ひきこもりは不登校からはじまりやすい 不登校のさまざまなケース ひきこもりの多くは、学生時代にはじまる。 もっとも幼い例では、小学校低学年からはじまっている。 多くは中学、高校時代からとなっている。 ひきこもりになれば当 […]
ひきこもりの本当の姿をとらえる

ひきこもりの本当の姿をとらえる

ひきこもりの実態 数字で見るひきこもりの実態 ひきこもりの実態について少し数字をあげて説明します。 「全国ひきこもりKHJ親の会・東海」の調査では、ひきこもりの人の兄弟姉妹の中で、一番多いのは長男でおよそ60%にのぼる。 […]
日本人のひきこもり

日本人のひきこもり

ひきこもりは日本独特の現象だった 「ひきこもり」を生む日本の特質とは 日本でいう「ひきこもり」は、今では英語圏でもローマ字で「Hikikomori」と書くことで通じるようになっている。 アメリカにおいて「Hikikomo […]
日本人のひきこもり

ひきこもりとは

ひきこもりを正しくとらえる ひきこもりを定義する 最近では「ひきこもり」という言葉は、かなり一般に知られている。 ひきこもりの青少年による犯罪が相次いで起こり、マスコミを通じて広まったからである。 ひきこもりの子どもを持 […]
自己物語というアイデンティティの構築

自己物語というアイデンティティの構築

自己物語が描けないアイデンティティが構築できない 将来展望がもてない、前へ踏み出すことができない ある女子学生は、将来展望をもてない苦しさをつぎのように訴える。 「何かしないとと思って、資格を取る目標を立てて、試験勉強が […]
ひきこもり青年の社会復帰のポイント

ひきこもり青年の社会復帰のポイント

ひきこもりと活動の繰り返し 元気、停止のパターンを繰り返す 二十歳の息子は、ひきこもって四年になります。 少し元気になって活動しはじめたかと思うと、突然行動を停止してしまうというパターンを繰り返しています。 どう理解すれ […]
ひきこもり青年のアルバイト

ひきこもり青年のアルバイト

アルバイトをやってみたいと言うひきこもりの息子 ひきこもって四年になる息子が、毎月二回の通院ができるようになりました。 アルバイトをしてみようかと言っていますが、このような場合、どう接したらいいでしょうか? このように活 […]
ひきこもり青年のなりたい願望

ひきこもり青年のなりたい願望

運転免許を取得したいというひきこもり青年 高一で退学した二十歳の息子がいます。 最近、運転免許取得のための合宿に行きたいと言い出しましたが、昨年近所の教習所を途中で辞めた経緯があり、希望どおり行かせるべきか迷っています。 […]
ひきこもり青年と社会参加

ひきこもり青年と社会参加

ひきこもり青年の就労支援 変化を起こすキッカケはしかけられるか 本人が何かを始めようとする心の変化のキッカケがあったら事例で教わりたいと思います。 機が熟すまで時間を重ねる必要があるのでしょうか。 「親御さんや治療者の一 […]
ひきこもり青年のインターネット

ひきこもり青年のインターネット

インターネットは「ひきこもり」に有効か ひきこもる青年にとって、インターネットの効用はどの程度期待できるものでしょうか? あるいはネットは百害あって一利なしの存在なのでしょうか? ひきこもりの克服への試みや支援を考える場 […]
ひきこもり青年への経済的な公的支援

ひきこもり青年への経済的な公的支援

多くの経済的な公的支援 ・息子はひきこもって二十年、もう四十歳近い年齢になってしまいました。 親が高齢になるにつれて経済的負担に今後耐えていけるのか不安です。 公的支援は望めるのでしょうか。 ・本人が「自分は精神的障碍者 […]
ひきこもり青年のお金の問題の解決法

ひきこもり青年のお金の問題の解決法

ひきこもり青年へのお金の援助方法 ひきこもりの息子がお金を要求する ひきこもりの息子はあれが欲しいこれが欲しいとお金を要求するばかりで、働くなり勉強するなりの「意欲」に欠けているように思います。 ひきこもり状態が長期化し […]
ひきこもり青年のお金の面はどう支えるか

ひきこもり青年のお金の面はどう支えるか

親はいつまで面倒を見たらよいか 息子はもう三十歳。 世間で言えば立派な大人です。 それなのに、治療はいやだと言って拒否し、食事や洗濯などはすべて親任せで、当然のようにお小遣いも要求してきます。 単純に考えて、こういう姿勢 […]
ひきこもり青年の心配な行動にどう接すればいいか

ひきこもり青年の心配な行動にどう接すればいいか

ひきこもり青年の強迫症状の対応 洗面やトイレなどの時間が長く困る 洗面所やトイレの使用時間が異常に長く、周りの者が困っています。 「家族もなるべく早く使いたい」と注意すると不機嫌になりますが、どう対応すればいいのでしょう […]
ひきこもりの孫へ祖父母の役割

ひきこもりの孫へ祖父母の役割

祖母がひきこもりの孫に暴力を振るわれる 二十五歳の孫の家庭内暴力に悩む祖母です。 息子夫婦(本人の親)は離婚し、父親は週に二、三回は来ますが消極的で、母親は子どもから逃げている状態です。 私たち祖父母は気力体力が伴わず、 […]
ひきこもり青年への父親の役割

ひきこもり青年への父親の役割

ひきこもり青年に父親が及ぼす影響 本人と父親の対話がないので母親が仲介 本人の父親への感情は、母親の私が代弁して説明しています。 父親に対してはまだかたくなな態度もありますが、私が家族会で勉強を始めてからはあきらかに変化 […]
ひきこもり青年の生活のトラブル解消法

ひきこもり青年の生活のトラブル解消法

ひきこもり青年の生活上の支障 だらしない生活をさせておいていいのか ひきこもって三年になる息子がいます。 毎日夕方まで寝ていて、起きてきたかと思えば、テレビを観るかゲームをしてばかりです。 部屋も散らかって足の踏み場もな […]
家庭内暴力の解消法

家庭内暴力の解消法

家庭内暴力とはどういうものか 家庭内暴力に入院治療は有効か 二十代の息子の家庭内暴力で困っています。 母親にあれこれと指示・命令し、そのとおりに従わなければ大声で罵り、あげくに殴る蹴るの暴力がはじまります。 もうそんな状 […]
ひきこもり青年のコミュニケーション

ひきこもり青年のコミュニケーション

ひきこもり青年との会話 コミュニケーションのなさを指摘された 家族のコミュニケーションが欠如していると言われても、漠然としていてよくわかりません。 なぜコミュニケーションのとり方を見直す必要があるのでしょうか? ひきこも […]
ひきこもりの克服を日常生活の中で

ひきこもりの克服を日常生活の中で

ひきこもり克服の第一歩は声をかけることから ひきこもり事例の約半数で、家族との会話がきわめて乏しくなっています。 このような場合、まず家族と本人の会話を復活させることが最優先課題です。 ここでは、そのための具体的なテクニ […]
ひきこもり克服の全体的な流れ

ひきこもり克服の全体的な流れ

ひきこもりの克服の最終的にめざす状態 個人・家族・社会の三つのシステム間に成立する「ひきこもりシステム」というものがあります。 これは一種の悪循環のシステムで、こじれればこじれるほど「ひきこもり状態」が安定し慢性化するよ […]
ひきこもりの家族の基本の心構え

ひきこもりの家族の基本の心構え

ひきこもりに特効薬はない 社会的ひきこもり事例の克服への試みに際して、まず確実にいえることは、相談が持ち込まれた時には、状況がかなりこじれてしまっているということです。 いったんこじれてしまった場合は、もはや周囲がどのよ […]
ひきこもりの人が正義の盾を克服する

ひきこもりの人が正義の盾を克服する

ひきこもりの克服には「そこにある」ことに納得する ひきこもりの状態にある人と、きちんと向き合うことは、きわめて困難なことです。 なぜなら、私たちには基本的に「働かざるもの食うべからず」という価値観が、骨がらみに染み付いて […]
ひきこもりシステム

ひきこもりシステム

「ひきこもり」は「無気力」ではない ここで「社会的ひきこもり」がなぜ起こるのか、そのメカニズムについて考えてみたいと思います。 人がなぜひきこもるのか、その理由はけっして単純なものではないでしょう。 しかし、その理由をさ […]
社会的ひきこもりの元となる色々な疾患

社会的ひきこもりの元となる色々な疾患

社会的ひきこもりのスチューデント・アパシー ひきこもりに関連する問題行動として、不登校とともにもっとも重要なものが、この「スチューデント・アパシー」です。 スチューデント・アパシーは70年代から注目されるようになった疾患 […]
ひきこもりと統合失調症

ひきこもりと統合失調症

社会的ひきこもりと統合失調症の関係 社会的ひきこもりの初期診断の重要性 「社会的ひきこもり」は病名ではありません。 現在のところ、こうした状態を総称するような適切な病名はありません。 また「ひきこもり」をもって単一の疾患 […]
家庭内でのひきこもり

家庭内でのひきこもり

家の中に引きこもる これもしばしば誤解されていることですが、社会的ひきこもりの人たちは、けっして内弁慶ではありません。 外に向けては臆病、内向きには暴君、とは限らないのです。 むしろ彼らの大半は、自宅でも家族を避けて過ご […]
神経症と社会的ひきこもり

神経症と社会的ひきこもり

対人恐怖症のひきこもりはこちらを参照 強迫症状のひきこもり 強迫症状は、本来強迫神経症と呼ばれる病気の症状です。 無意味な行為や無意味な観念への強いこだわりを意味しています。 行き過ぎた几帳面さのイメージが比較的近いでし […]
対人恐怖症のひきこもり

対人恐怖症のひきこもり

ひきこもりの一番多い精神症状は対人恐怖症 ひきこもり状態にもっとも多くみられる精神症状の一つが、この「対人恐怖症状」です。 ただし一部で誤解されているように、「ひきこもり=対人困難」ではありません。 限られた相手や状況下 […]
不登校の社会的ひきこもり

不登校の社会的ひきこもり

社会的ひきこもりの統計調査 ここでは社会的ひきこもりの調査研究でもう少し理解を深められたならと思います。 調査の対象は六年間に、ある関連機関を受診した患者さんのうち、次の条件をみたす群です。 スキゾフレニア、躁うつ病、器 […]
社会的ひきこもりとは

社会的ひきこもりとは

無関心でおこる悲劇 平成八年十一月に、東京の会社員が中学生の息子をバッドで殴り殺すという、いたましい事件がありました。 まじめで仕事熱心な父親が、息子の家庭内暴力に耐えかねた挙げ句の出来事でした。 十一月七日付の朝日新聞 […]