対人恐怖症、社交不安障害の克服のいろは

対人恐怖症、あがり症、社交不安障害で悩むあなたへ。必ずそれらは克服できます。重度のあがり症・社交不安障害、対人恐怖症だった私がその克服方法をお教えします。

「嫌われる勇気」の記事一覧

他人の人生を生きてしまう理由

他人の人生を生きてしまう理由

もう、「誰かの期待を満たすため」に生きなくていい いつも悩んでいる人は、無意識の絶望から目を背けているから、自分が自分を分かっていないばかりでなく、接する相手も分かっていない。 小さい頃、親をはじめ、周囲の人からの破壊的 […]
対人不安の心理

対人不安の心理

対人不安とは 対人不安とは楽な自分で他人と接しないことから生まれる 現実に友達付き合いがあまりない場合も、友達とはうまく付き合っているという場合も、誰もが心の中では対人関係に不安を抱えているものである。 たとえば、話すこ […]
自分は自分、人は人

自分は自分、人は人

コツコツやる人が結局、うまくいっています だれでも本来、他人と争うことが嫌いです。 周りの人とは気持ちよく付き合いながら、仕事でも人生でも、自分の目標に向かってマイペースで歩んでいきたいと考えています。 それができたらた […]
使用の心理学

使用の心理学

アドラー心理学は勇気の心理学です。 もう一つ付け加えるならば、アドラー心理学は「所有の心理学」ではなく、「使用の心理学」です。 フロイト的な原因論は「所有の心理学」であり、やがて決定論に行きつきます。 一方アドラー心理学 […]
導きの星は他者貢献

導きの星は他者貢献

人生とはなにか? 人は何のために生きるのか? ある人からこの質問を向けられた時、アドラーの答えは「一般的な人生の意味はない」というものでした。 たとえば戦禍や天災のように、われわれの住む世界には、理不尽な出来事が隣り合わ […]
人生最大の嘘

人生最大の嘘

たとえば、大学に進みたいと思いながら、勉強しようとしない。 これは「いま、ここ」を真剣に生きていない態度でしょう。 もちろん、受験はずっと先のことかもしれません。 何をどの程度勉強すればいいのかわからないし、面倒に感じる […]
今ここに強烈なスポットライトを当てよ

今ここに強烈なスポットライトを当てよ

自分が劇場の舞台に立っている姿を想像してください。 このとき、会場全体に蛍光灯が付いていれば、客席のいちばん奥まで見渡せるでしょう。 しかし、自分に強烈なスポットライトが当たっていれば、最前列さえ見えなくなるはずです。 […]
ダンスを踊るように生き、旅をするように生きる。

ダンスを踊るように生き、旅をするように生きる。

幼い頃からバイオリニストを夢見て猛練習に励み、ついには憧れの楽団で活躍するような人生。 あるいは猛勉強の末に司法試験に合格し、弁護士になるような人生。 その方々は人生のどの瞬間も「いま、ここ」に生きていたのではないでしょ […]
人生は線ではなく点である

人生は線ではなく点である

もしも人生が山頂にたどり着くための登山だとしたら、人生の大半は「途上」になってしまいます。 つまり、山を踏破したところから「本当の人生」がはじめるのであって、そこに至るまでの道のりは「仮のわたし」による「仮の人生」なのだ […]
人生の調和

人生の調和

たしかに、世の中は善人ばかりではありません。 対人関係の中で不愉快な思いにさらされることは、多々あるでしょう。 しかし、このとき間違っていけないのは、いずれの場合も攻撃してくる「その人」に問題があるだけであって、決して「 […]
楽しそうに鼻歌でも歌いながらお皿を洗ってみよう

楽しそうに鼻歌でも歌いながらお皿を洗ってみよう

表向きには他者に貢献しているといいながら、結局は自分のためだとするロジックは、どう考えても偽善以外のなにものでもないのではないか? それは、次のような場面を想像してください。 ある家庭で夕食が終わった後、食卓の上に食器が […]
他者貢献

他者貢献

まず、交換不能な「このわたし」をありのままに受け入れること。それが自己受容です。 そして他者に対して無条件の信頼を寄せることが、他者信頼になります。 自分を受け容れることができて、なおかつ他者を信頼することができる。 こ […]
他者信頼

他者信頼

諦めと言う言葉には、元来「明らかに見る」と言う意味があります。 物事の真理をしっかり見定めること、それが諦めなのです。悲観的でも何でもないでしょう。 もちろん、肯定的なあきらめとしての自己受容ができたからといって、共同体 […]
自己受容

自己受容

アドラーが共同体感覚の概念を提唱したとき、反発はたくさんありました。 心理学は科学であるべきなのに、アドラーは「価値」の問題を語り始めた。 そんなものは科学ではないと。 アドラーの話は複雑なのでここでいったん順番を整理し […]
「縦」ではなく「横」の人間関係を構築しよう

「縦」ではなく「横」の人間関係を構築しよう

横の関係の心理 「人は生きているだけで誰かの役に立っているし、生きているだけで自らの価値を実感できる。」 でも、親から出来が悪いと軽んじられたり、仕事上変わりはいくらでもいる。というような疑問が残ります。 それは、アドラ […]
「行為」のレベルで考えず、まずは存在のレベルで受け入れていく

「行為」のレベルで考えず、まずは存在のレベルで受け入れていく

誰かの役に立ててこそ、自らの価値を実感できる。 逆にいうと、他者に役立てない人間に価値はない。 突き詰めるとそれは、生まれて間もない赤ん坊、そして寝たきりになった老人や病人たちは生きる価値すらないことになってしまう。 な […]
勇気づけ

勇気づけ

他者の課題に対して、土足で踏み込んでいくような行為のことを課題の分離における「介入」といいます。 それでは、なぜ人は介入してしまうのか? その背後にあるものも、実は縦の関係なのです。 対人関係を縦でとらえ、相手を自分より […]
共同体

共同体

アドラーのいう「共同体」の概念を言葉のままに受け取って、実際の宇宙や無生物をイメージすると、理解をむずかしくしてしまいます。 さしあたってここでは、共同体の範囲が「無限大」なのだと考えればいいでしょう。 たとえば、定年退 […]
世界地図と地球儀

世界地図と地球儀

順番に考えましょう。 まず、われわれは共同体の一員として、そこに所属しています。 共同体の中に自分の居場所があると感じられること、「ここにいてもいいのだ」と感じられること、つまり所属感をもっていること、これは人間の基本的 […]
自己中心的な人

自己中心的な人

ここではわかりやすく、「自己への執着」という言葉を「自己中心的」と言い換えます。 あなたの頭の中にある自己中心的な人とは、どんな人物でしょうか? 実は「課題の分離」ができておらず、承認欲求にとらわれている人もまた、極めて […]
共同体感覚

共同体感覚

課題の分離は対人関係の出発点ということでした。 では、対人関係の「ゴール」はどこにあるか。 結論だけを答えよと言うのなら「共同体感覚」です。 これはアドラー心理学の鍵概念であり、その評価について最も議論の分かれるところで […]
全体論

全体論

アドラーの名付けた「個人心理学」という名称は、誤解を招きやすいところがあるかもしれません。 ここで簡単に説明しておきましょう。まず、個人心理学のことを英語では「individual psychology」といいます。 そ […]
嫌われる勇気

嫌われる勇気

「誰からも嫌われたくない」「わざわざ嫌われたいと願う人間など、どこにもいない」ということでした。 わたしだってそうです。他者に嫌われることなど望んでいない。「わざわざ嫌われたいと願う人間などいない」とは、鋭い洞察といえる […]
自分にも他人にも嘘はつかない

自分にも他人にも嘘はつかない

他者の期待を満たすように生きることは、楽なものでしょう。 自分の人生を、他人任せにしているのですから。 たとえば親の敷いたレールの上を走る。 ここには大小さまざまな不満はあるにせよ、レールの上を走っている限りにおいて、道 […]
他人の期待に応えるためだけの生き方は間違っています

他人の期待に応えるためだけの生き方は間違っています

他者から承認されることは、たしかに嬉しいものでしょう。 しかし、承認されることが絶対に必要なのかというと、それは違います。 そもそもどうして承認を求めるのでしょう。 もっと端的にいえば、なぜ他者から褒められたいと思うので […]
承認欲求の否定

承認欲求の否定

「貨幣とは鋳造された自由である」とドストエフスキーの小説にあります。 たしかに貨幣によってもたらされるものの正体を極言するとしたら、それは自由になるのかもしれません。 けだし名言です。 ただし、そこから「自由とはすなわち […]
勇気をもってライフスタイルを決定しよう

勇気をもってライフスタイルを決定しよう

たとえば仮に、あなたがAという人物のことを嫌っているとしましょう。 なぜなら、Aさんには許しがたい欠点があるからだと。 しかしそれは、Aさんの欠点が許せないから嫌っているのではありません。あなたには「Aさんのことを嫌いに […]
「交友のタスク」「愛のタスク」

「交友のタスク」「愛のタスク」

アドラーが唱える「仕事のタスク」「交友のタスク」「愛のタスク」の中で 「交友のタスク」とは仕事を離れた、もっと広い意味での友人関係です。仕事のような強制力が働かないだけに、踏み出すのも深めるのもむずかしい関係になります。 […]
人生のタスク「仕事のタスク」

人生のタスク「仕事のタスク」

対人関係はどれだけ大きく考えても足りないくらい、重要な問題です。 アドラーは「あなたに足りないのは、幸せになる勇気だ」といいました。 それで、どうしてあなたが他者を「敵」だと見なし「仲間」だと思えないのか。 それは勇気を […]
怒りをコントロールする方法

怒りをコントロールする方法

対人恐怖症、社交不安障害の人が面と向かって人格を攻撃されたらどうしたらよいのか。 まず、「我慢する」という発想は、あなたがいまだ権力争いにとらわれている証拠です。 相手が戦いを挑んで来たら、そしてそれが権力争いだと察知し […]
リストカットの意味

リストカットの意味

人間はタイムマシンに乗ることもできなければ、時計の針を巻き戻すこともできません。 しかし、過去の出来事にどのような意味づけをほどこすか。 これは「いまのあなた」に与えられた課題です。 社会や政治のような社会的な問題に憤り […]
競争と仲間

競争と仲間

これは競争ともつながる話ですが、対人関係の軸に「競争」があると、人は対人関係の悩みから逃れられず、不幸からのがれることができません。 なぜなら競争の先には勝者と敗者がいるからです。 具体的に自分のこととして考えてみてくだ […]
他人は気にせず今の自分よりも前へ進もう

他人は気にせず今の自分よりも前へ進もう

「優越性の追求」というと、他者より優れていようとする欲求、他者を蹴落としてまで上に昇ろうとする欲求のように思われがちです。 人々を押しのけながら階段を昇っていくようなイメージですね。 もちろんアドラーはそんな態度を肯定し […]
対人恐怖症、社交不安障害と不幸自慢

対人恐怖症、社交不安障害と不幸自慢

劣等感そのものを先鋭化させることによって、特異な優越感に至るパターンは不幸自慢です。 生い立ちなど、自らに降りかかった不幸を、まるで自慢するかのように語る人。そして他者が慰めようとしたり、変化を促そうとしても、「あなたに […]
対人恐怖症、社交不安障害と優越コンプレックス

対人恐怖症、社交不安障害と優越コンプレックス

学歴に劣等コンプレックスを抱いて、「私は学歴が低いから、成功できない。」と考える。 逆に言うとこれは、「学歴さえ高ければ、私は大きく成功できるのだ」という理屈にもなります。 これは、劣等コンプレックスの持つ、もう一つの側 […]
勇気の一歩

勇気の一歩

学歴が低ければ就職や出世の機会も奪われる。 社会的に低く見られ、成功できなくなる。言い訳でもなんでもなく、厳然たる事実ではなかろうか。 アドラーはこれらを「見かけの因果律」という言葉で説明しています。 本来は何の因果関係 […]
劣等感をバネに

劣等感をバネに

アドラーは劣等感は誰にでもあるものだと認めています。 劣等感それ自体は何も悪いものではありません。 まず、人は無力な存在としてこの世に生を受けます。 そしてその無力な状態から脱したいと願う、普遍的な欲求を持っています。 […]
劣等感

劣等感

劣等感という言葉を現在語られているような文脈で使ったのは、アドラーが最初だといわれています。 アドラーの使ったドイツ語での劣等感の文脈は、「価値」「より少ない」「感覚」という意味です。 つまり、劣等感とは、自らへの価値判 […]
人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである

人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである

孤独を感じる人は、あなたがひとりだからではありません。 あなたを取り巻く、他者、社会、共同体があり、そこから疎外されていると実感するからこそ、孤独なのです。 我々は孤独を感じるのにも、他者を必要とします。 すなわち人は、 […]
対人恐怖症、社交不安障害の人の隠された目的

対人恐怖症、社交不安障害の人の隠された目的

まず初めに言えることは対人恐怖症、社交不安障害の人は対人に対する自己評価がとても低いということです。 問題は、なぜそれほど卑屈に感じるのか、どうして自分のことを低く見積もっているかです。 それは長所がないからではありませ […]