相手に関心をもつこと

”アイデンティティーがないと相手を理解できない”

悩んでいる人の手紙には、いくつかの共通性がある。

その一つは、「相手が自分に興味を持つのは当たり前」とおもっていることである。

自分が勝手に相手に手紙を書いているということに気が付いていない。

その人の芝居を見るために入場券を買って会場に入ってきた相手に話すような話し方で、見知らぬ人間に手紙を書いている。

見知らぬ人に手紙を書くなら、その人の芝居を見るために入場券を買って入ってきた相手に話すのではなく、道路を歩いている人に話すように話すのがあたりまえである。

それなのに、「相手は私の話を聞くべきだ」と思い込んでいる。

悩んでいる人の話を聞いたり、手紙を読んでいると、まるで教授と学生の関係のような気がしてくる。

もちろんこちらが学生で、悩んでいる人が教授である。

そして、努力しない。

道路を歩いている人に自分の芝居の入場券をかってもらいたいなら、「この芝居、面白いよ」と呼び込むだろう。

しかし、悩んでいる人は呼び込んでいない。

手紙を書いているときに、「相手が読んでくれないのでは?」と言う心配をしない。出したら、必ず読んでくれると思っている。

自分の書いた手紙を相手が喜んで読むと思っている。

したがって、こちらは何もその人に質問をしていないのに、質問しているかのように書いてくる。

自分のアイデンティティーが確立していないということは、相手が誰かということもわかっていないということである。

自分が子供だという意識がない人に、相手は親だという意識はないだろう。

自分が部下だという意識がない人に、相手は上司だという意識はないだろう。

自分が男性だという意識がない人に、相手は女性だという意識はないだろう。

自分が学生だという意識がない人に、相手は教授だという意識はないだろう。

対人恐怖症、社交不安障害を克服するには、まず相手に関心を持つことが一歩である。

※参考文献:自分の受け入れ方 加藤諦三著

 

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