この世に完璧な人間など存在しません。

誰しも人に言えない悩みやコンプレックスをひとつやふたつは抱えている。

悩みやコンプレックスをもつこと自体は大きな問題ではありませんが、マイナスの思い込みが自信形成の障害になっているとしたら、できるだけ早い段階で取り除く必要があります。

しかし、実際にはそう簡単には開き直れないもの。

周りからみればなんでもないことが本人には気になって仕方がないのです。

そんなときは自己実現を実現するための「行動」に焦点を当てましょう。

少しずつでも苦手な社交場面でエクスポージャーしていくことがマイナスの思い込みを払拭する一歩目です。

まずはできることに焦点を合わせる

マイナスの思い込みをなくそうと行動を起こしても、簡単には続けられないでしょう。

そのときには、できることに集中して、一歩ずつ進んでいく感覚を身につけましょう。

人生は登山と同じです。

苦手な社交場面の目標を定めたら、目の前の課題を黙々と乗り越えていく。

結果はあとからついてきます。

目の前の課題に対して、自分ができることに焦点を当てて本気でやり続ける。

そのとき、どんな結果が出ようとも、自分なりに一生懸命に取り組んでいればいつか何かヒントを掴むものです。

そして、それがあなたの自信の萌芽になります。

しかし高すぎる「理想」を描いてはいけません。

まず、いまの自分にできることからはじめることです。

現実の延長線上に理想を置きながら、目の前の課題をひとつずつクリアしていき、少しずつ基準を上げていく。

それが目標達成する秘訣です。

また、なるべく自分がコントロールできることにのみ焦点を合わせるようにしましょう。

コントロールできないことに焦点を合わせすぎてしまうと、近い将来、自分の力では越えることのできない大きな壁にぶち当たり、結果的に、自信を無くすことになってしまいます。

目標達成を目指すときには、高すぎる目標、できることを区別しましょう。

これが確実に達成を積み上げるコツです。

逆境の後の成功のチャンス

できることに焦点を当てながら、自分の理想をめざし続けていると逆境に必ず遭遇します。

逆境とは自分が苦手な人付き合いやいまの実力では乗り越えることが困難なものです。

達成には苦痛が伴います。

多くの人がその苦痛感情を味わいたくないので逆境を避けようとします。

しかし、あらゆる逆境には、必ずそれと同等か、それ以上の成功の種が隠されています。

自分の力で逆境を乗り越え、それが成功につながった。

何度かこうした経験を重ねていくと今度は逆境が好きになります。

新たな逆境が訪れると、「おお、またチャンスが来た」と思えるようになります。

人生には、苦痛と快感が交互に訪れ、そのなかで人は成長していきます。

苦痛だけ、快感だけの人生などありえません。

人は逆境を経験しているときに成長します。

そのときは気づいていないだけで、あとで振り返れば「自分はあの苦しい時代に成長したんだな」と思える瞬間が必ずきます。

人生、最後に勝つのは苦痛や恥ずかしさに耐えた人間です。

徳川家康は「人の一生は、重き荷を背負うて遠き路を行くが如し、急ぐべからず」といった名言を残しています。

「一生折れない自信」は、多くの突破体験、成功体験の上に築かれるものです。

逆境は自分の力で乗り越えられるものです。

決して人に助けてもらうものでも、人から与えられるものでもありません。

逆境に負けそうなときは思い出してください。

逆境には必ずそれと同等か、いやそれ以上の成功の種が隠されています。

逆境を乗り越えた経験が、次の逆境もチャンスだと思えるようになる唯一の方法なのです。

感謝の気持ちを大切にする

家庭、職場、学校、あらゆる場所において、普段、あなたが「当たり前」だと思っていることに気づき、当たり前とは片付けずに心から感謝をして、周りの人にその恩返しをしようとする。

どんなことにも感謝できる心をもつことができれば、あなたの人生は必ず良い方向へ動き出します。

人は、決して一人で生きているわけではありません。

多くの人に支えられ、勇気づけられ、またあるときは情けをかけられていまの自分があるのです。

人を思いやる、家族を思いやる、親を思いやる、仲間を思いやる。

すると、不思議と自分の心が解放されていくことに気づくことでしょう。

周りの人に感謝して、今度は自分のほうから恩返しをする。

お世話になった人に尽くす。

するとその人から「ありがとう」と感謝され、あなたの自己肯定感は上がります。

見返りを期待せず、「自分がやりたいから、やっているだけ」と思えるぐらいの達観した気持ちになることが必要です。

「見返り」とは、レベルの低い打算です。

人からよく思われようとしても、よく思ってくれるという保証はありません。

もちろん、誰だって見返りを求めてしまうもの。

それでも「自分がやりたいからやっているだけ」と思うのです。

「感謝を行為で表そう」と思えれば、そこにあなたの人生の「目的」や「意味」が生まれてくることでしょう。

社会における自分の役割を知り、そこにフォーカスをして、毎日の小さな成功に感謝する。

それこそが自己実現への一歩ではないでしょうか。

素直に生きれば自己実現する人になれる

人から話を聞いて、あるいは本を読んで、それが自分にとって有効だと思ったら、とりあえずやってみようと思う。

こうしたタイプの人ほど自立できます。

何を聞いても、何を読んでも、「そんなはずがない。そんなのただの精神論だよ。それで夢が実現できたら、世の中、みんな成功者ばかりになってしまうよ」と最初から馬鹿にして、やろうともしない。

こうした人もいます。

その思いもわかりますが、行動しなければ現実は変わりません。

まずはやってみてください。

やれば必ずなんらかの結果が出ます。

このサイトを訪れたあなたは、まず、ありのままの等身大の自分で人と接してみてください。

これまで自分に自信がもてなかった人は自信の種が、これまで小さな自信しかもてていなかった人はより大きな自信が育まれていくはずです。

「ありのままの自分を素直に受け入れて実践する」

そうした人ほど、圧倒的に自立した人になれます。

やるべきことは今すぐに実行する

時間とは命であり、価値であり、お金である。

時間はつねに流れている。

だからストックすること、貯めておくことはできません。

今こうしている瞬間も、砂時計の「砂」のように、時・価値・金が落ち続けています。

誰もそれを止めることはできません。

しかし、私たちは「今、この時間に何をするのか」を選ぶことができます。

自信をつける秘訣、成功するための極意は、「選択」と「選別」です。

素直な自分に気づいたら今すぐに実行しましょう。

情報を選択・選別し、それを確実に実行する。

すぐに実践へ移す。

これがあなたの自信形成や成功につながります。

多くの人が就職や結婚して家族をもってから成功するための努力をはじめますが、ほんとうはもっと早く、就職する前あるいは結婚する前からはじめるべきです。

「年をとってから努力しても無駄」ということではありませんが、やはりできるだけ若いうちからはじめておくのがよいでしょう。

スタートは早ければ早いほどいいのです。

みんなと足並みをそろえて、「用意!ドン!」で走り出すのではなく、できるだけ早い段階でスタートを切る。

つまり、できるだけ若いうちから努力する。

時はつねに流れ続けています。

しかも、過ぎ去った時間を取り戻すことはできません。

なぜ、スタートを遅らせるのでしょうか。

一生折れない大きな自信を望むのであれば、今、この瞬間に心を決めて、実行に移りましょう。