対人恐怖症、社交不安障害の人が救われる行為

対人恐怖症、社交不安障害を克服したい人が救われることとは、相手がただそばにいてくれることである。

話しかけるでもない、何か行動することもない。

ただ、じっとそばにいてあげることです。

これだけで対人恐怖症、社交不安障害を克服したい人は救われることになります。

対人恐怖症、社交不安障害を克服したい人は今まで他人にあまりにも期待されてきたので、何も話すことを期待されず、行動を期待されず、ただそこにいるだけでいいということはどれだけ救われることでしょうか。

ただ黙って何時間もそばに座っててくれるということは受容されるということである。

気の利く話をしなければならない、なにか気のきく行動をしなければならないと、
対人恐怖症、社交不安障害の人は小さい頃から強い期待を強いられてきたのである。

それで疲れきってしまった人もいる。

対人恐怖症、社交不安障害の人は今まで受容されず育ってきた人ではなかろうか。

何も話さなくても行動しなくてもいい、ただそばにいるだけ。

受容されるとそこに安らぎが訪れる。