対人恐怖症、社交不安障害を克服したい人が楽に接することが出来る人というのはどんな人か、
それは、接してみて実際に気楽だなと思う人のことです。
対人恐怖症、社交不安障害を克服したい人が接してみて気楽だな思う人は、だいたい対人関係に対して無神経な人が多いです。
逆に、対人恐怖症、社交不安障害を克服したい人が接しずらい人というのが対人関係に対して生真面目で人と接する時に緊張しやすい人です。
つまり、人と接すると緊張しやすいどうしの人が接することが一番緊張感を生んでしまうのです。
人と接する時に、緊張してしまう人は少なくとも人前ではきちんとしなくては、人に好かれたいと思って相手を意識します。
そうすると心理的距離が近くなり、緊張感が生まれます。
これがダブルで起こることになるので互いに相手のことをかなり意識しあい、心理的距離はますます近くなるので大きな緊張感を生むことになります。
一方が対人関係に無神経で自由奔放な人だった場合、対人恐怖症、社交不安障害を克服したい人が距離を縮めても相手は近づいてこないので、距離感が保たれて楽です。
心理的距離感のバランスが保たれるのです。
これらのことから、対人恐怖症、社交不安障害を克服したい人がもっとも苦手とする仕事場というのが、生真面目な人達が集まった緊張感のある、お堅い会社ということになります。
逆に、対人関係に無神経な人達が集まった、割と雑な環境が対人恐怖症、社交不安障害を克服したい人が気楽に感じて合う仕事場といえます。