●~15歳、やや人見知りの幼少期を過ごすが不安が強くなることは特に無い日常生活。
●15歳、中学3年生:数学の中間テストの時間にプレッシャーからお腹が痛くなる。
●16歳、高校1年生:試験中に腹痛でさらにどうしようという恐怖からパニック発作が起こる。
●17歳、高校2年生初め:続けて試験中のパニック発作が起こり教室で試験が受けられなくなり、保健室で試験を受験するようになる。
学校の講堂での講義やバスに乗ってるときなど、閉鎖空間で軽いパニック発作を起こすようになる。
●17歳、高校2年生終わり:心療内科を受診し、薬を処方される。
薬は、試験1週間前からワイパックス0.5mgを朝、夕方一錠ずつ。試験の始まる直前に頓服としてソラナックス0.4mgを1錠。
ワイパックスの効き目は全然感じられなかったがソラナックスは飲むと緊張感がうそみたいに晴れて効き目は抜群でした。
しかし、試験が終わって緊張が晴れた途端、眠気がすごかったです。
●高校3年生初め:試験にだんだん慣れてきて、試験前に服用していたワイパックスは服用しなくなり、試験中に飲むソラナックスも量を半分に割って服用するなど減らし始める。
●高校3年生終わり:抗不安薬の薬無しに試験を受けれるようになる。
●大学入学当初:電車内で腹痛を起こした時や、コンビニでバイトしていた時、大量のお客さんがレジに並んだりする時など軽い不安はあったが、そこまでのパニックにはならず経過。
試験も多少は緊張するが問題なく受けれるようになる。
●19歳大学2年:レストランのバイトを初め、まかないを作ってくれたコックさんの隣で食べることになり、「全部食べないと申し訳ない」ということにとらわれ、過度に緊張し一口も食べられないという会食恐怖を発症。それが数週間以上つづき、一時、うつ状態になる。
それから数週間後、まかない休憩の時、今日は体調悪いので全然食べれませんとコックさんに伝え、無理しないでまかないを残すことを2,3回続けると、気分がすごい楽になってきて、だんだん食べれる量が増えていき、数ヵ月後には全部食べれるようになる。
その頃ちょうど、ロックミュージックを聴くのが趣味になり、その精神に影響され、反社会的であっても楽に自由にやっていこうという意識が芽生え、それからはしばらくとても楽な気分が続き、大学生活やアルバイトを満喫する日々が続く。
●21歳:就職し、介護職の仕事を始める。
●23歳:オフィスの事務職へ移動になる。:会社の上司と営業に行くことになり初日に緊張して、会社を出てからパニック発作が起こり、気分がわるいからといって一時、喫茶店へ休憩に入ることになる。
久しぶりの強い緊張感を感じた時でしたが、薬を使うほどでは無かったです。
●23歳~:会社の朝礼当番や社員旅行での移動の車の中で軽いパニック発作を起こすようになる。(薬の使用無し)
●26歳~:特定の人との人間関係につまずき、あらゆる対人場面が苦手になり、会社の朝礼当番で強い恐怖感を覚えるようになり、パニック発作と過呼吸を起こすようになり、うつ状態になる。
(会社の朝礼当番は、だいたい10~15人くらいの前で会社の経営計画書を朗読し、今日の予定を言ったり部署の目標などの司会をする10分程度のもので2週間に1回程度の割合で輪番制で順番が回ってくる)
心療内科を受診し、頓服でワイパックスを処方される。
朝礼当番時、ワイパックスの服薬でパニック発作はおさまったが、緊張感(恐怖感)と過呼吸は収まらず次第に強くなり、
多い時で寝る前に2錠、直前に3錠位服用するにまで至る。
その時の薬の効用としては、始まるまでに恐怖が強く、始まってからは過呼吸が収まらないといった感じ。
対人恐怖症を発症し、ドグマチール50mgとセディール5mgを処方される。
医師のアドバイスを実行する。
すると、だんだん恐怖がやわらいでいき、ワイパックスの服薬量が6錠から4錠、2錠
と減っていく。
視線恐怖まであった対人恐怖症も、霧が晴れたように感じ、楽になり、薬も徐々に減っていき服用しなくても大丈夫になる。
●28歳:頓服薬なしでほとんど緊張感なしで朝礼当番ができるようになる。