ありのままの自分には価値がある。

世間には様々な犯罪があふれている。

人は耐震強度偽造問題を大問題だと思う。だまされた人はだました人を憎んでも憎みきれないだろう。

男に騙されて、自殺した女、女にだまされて殺人を犯した男。

しかし、世の中にはそうした事件よりもとてつもなく大きな問題がある。

それはあなたに価値があるのに価値が無いと思わせたことである。そしてありのままの自分には価値が無いと思いながら生きてきたことである。

これに比べれば振り込め詐欺など小さい小さいことである。

世の中には真実ではないことを真実とおもわせる詐欺師があふれている。

自分を受け入れられないで悩んでいる人は間違ったことを真実と思い込んだのである。

これは、やっともらった退職金をだまし取られたどころの話ではない。

自分を受け入れられないで悩んでいる対人恐怖症、社交不安障害を克服したい人が翻字で解決しなければならないのは、自分についての間違った評価である。

人生で行き詰ったら、その逆が正しいということがあるが、

ありのままの自分に価値がないと思っている人は

ありのままの自分に価値があるのである。

自分を受け入れる。
人は人に受け入れてもらえると気持ちがいい。
逆に人に拒絶されると傷つく。

しかし、考えてみると人に受け入れられるよりも自分で自分を受け入れた方がよっぽど気持ちがいい。

対人恐怖症、社交不安障害を克服したい人はこれがとても大切なのである。

逆に自分で自分を拒絶すればそれが悩みの原点になる。

例えば、年を取って若者より疲れやすくなった。
そこで若者に向けて、君は元気だね。わたしはこれだけ歩いたらもう疲れてしまったよ。という。
自分を受け入れているのだ。

自分を卑下しないで人を認める。
それが自分を受け入れるということです。

歌が下手な人が、わたしは音痴で人前で歌うのが怖い。

という人がいれば、歌が下手でも歌うことを楽しんでしまう人もいる。

逆に歌はうまいのに人前で歌うのが怖いという人もいる。

人生、楽しんだもの勝ちである。