対人恐怖症、社交不安障害の人の多くは、ミスを恐れます。
なぜなら小さい頃から失敗したら怒られ、成功したら褒められて育ってきたからです。
おそらく、この傾向が強い家庭で育ったのでしょう。
しかし、ミスがそんなに非難されるものでしょうか。
例えば、人前で発表するときに声が震えてしまった。あるいは言葉に詰まってしまった。
それを、聞いている人からしたらなんてことありません。逆に、かわいいとかがんばってるなとか思うかもしれません。
これをロールプレイという療法で対人恐怖症、社交不安障害を克服するのには効果てき面です。
つまり話を戻すと、対人恐怖症、社交不安障害の人は若干、人の気持ちを忘れてしまっているということになります。
人の気持ちがわかるようになると、対人恐怖症、社交不安障害の克服に大きく近づきます。
そこで、ロールプレイの詳しいやり方として例として、声が震えてしまう役の人ととそれを聞いてる役の人に別れます。
そして、聞いている人はそれを見てどう感じたかを述べます。
次に、役を入れ替えて同じことをします。
続けているうちに少しづつ、相手の気持ちがわかってきて
「こんなもんか」と思うようになります。
相手役は友達でも家族でもドクターでも構いません。
今回のキーポイントは「ミスもあなたのうち」ということです。
覚えておいてください。