嘘をつかない

嘘をつくと、そのときはよくても、その後でつらさが続きます。

学校でつい嘘をついてしまい、そのことがばれて、その後何日間かクラスメートの目が刺すように痛く感じられたという体験はないでしょうか。

仕事のことでちょっとした嘘をついてしまい、その後はらはら、どきどき、気が休まらず、つじつまを合わせる苦労が長いこと続いたという体験はないでしょうか。

見栄を張ると、嘘をつくことになりがちです。

ですから、嘘をつかないための第一の方法は、見栄を張らないようにすることです。

大人になると、「嘘も方便」という場合以外、意図的に嘘をつくことはまれになります。

しかし、嘘をつくつもりがないのに、結果的に嘘をついたことになってしまうことがあります。

たとえば、話したことが正確に伝わらず、違った受け取り方をされて、結局嘘をついたようになってしまうことがあります。

あるいは、ある仕事を自分だけでできると思って引き受けたのに意外に時間がかかり、期日までにやりきれず、結果的に嘘をついた形になってしまうということもあります。

嘘をつくつもりがなくても、結果的に嘘になってしまえば、信用をなくします。

そんなとき、みんなの態度がよそよそしく思われ、会社へ行くのにとても気が重くなります。

誤解を生みそうな場合には、なるべく早い段階で訂正するようにしましょう。

●まとめ

嘘をつかないようにしよう。

誤解は早めに解いておこう。