「対人恐怖症、社交不安障害の克服の考え方」の記事一覧
視点を増やすことがすべての突破口になる 人は恐怖感から、自分の「本当の感情」に気がつくことから執拗に逃れる。 それがいまの「自己疎外された人生への固執」である。 いまの人生が「空」であることに気がつくことを拒否する。 本 […]
不安が消え、進むべき道が見えてくる! 人生が行き詰まっているかに見えても、その人が無意識の絶望感を意識化できれば、人生は大きく拓けてくる。 どうしても人と一緒にいて楽しくない、人とうまくコミュニケーションできない、人のた […]
自分を愛することで他人を愛することができる 権威主義的な親の場合には子どもは、親の歪んだ期待を深く内面化してしまう。 その内面化された親の期待から抜け出すことが難しい。 どうしても親の期待した人間になろうとする力が働く。 […]
自由な心を縛る見えない鎖 小さい頃、自分の意志や願望や適性とは関係なく、外側からさまざまな期待をかけられる。 その期待をかなえることでしか生き延びる道がない人がいる。 逆に、小さいころから、養育者がその子の適性とかその子 […]
問題解決の糸口は親子関係にある 長い間心の底に積もったイライラが、いまの対人関係に表われる。 たとえば、ある人が小さいころから父親との関係で「服従と敵意」の矛盾した関係に悩まされていたとする。 表面的に父親に服従している […]
他人のことが気になる心理 人間関係は無意識で9割決まる 意識の上では周囲の人に従順に接しているつもりなのに、無意識下では「敵意」がある。 意識では控えめに遠慮して生活しているのに、無意識には敵意がある。 社会的に立派な大 […]
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頑張らずにはいられない心理 あなたの無意識に気付けば「ムダな努力」を手放せる 不安を克服しようとする努力によって、人はますます不安になっていく。 問題は努力そのものではなく、「努力の動機」である。 ますます不安になる動機 […]
もう、「誰かの期待を満たすため」に生きなくていい いつも悩んでいる人は、無意識の絶望から目を背けているから、自分が自分を分かっていないばかりでなく、接する相手も分かっていない。 小さい頃、親をはじめ、周囲の人からの破壊的 […]
前向きになれない心理 あなたの無意識の「怒り」を見つける、それが前へ進む勇気になる アメリカの心理学者ジョージ・ウェインバーグの著作の中に次のような詩があった。 「名声を求めているものは、愛を求めているのだ」 意識では名 […]
苦しみの心理 精神分析学の創始者ジグムンド・フロイドは悲観的に「人は常に苦しみたがる」と言う。 それを聞けば多くの人は「私は苦しみたがっていない」「私は幸せになりたい」と思うだろう。 同じようなことを言っているのはフロイ […]
ひきこもりの実態 数字で見るひきこもりの実態 ひきこもりの実態について少し数字をあげて説明します。 「全国ひきこもりKHJ親の会・東海」の調査では、ひきこもりの人の兄弟姉妹の中で、一番多いのは長男でおよそ60%にのぼる。 […]
ひきこもりは日本独特の現象だった 「ひきこもり」を生む日本の特質とは 日本でいう「ひきこもり」は、今では英語圏でもローマ字で「Hikikomori」と書くことで通じるようになっている。 アメリカにおいて「Hikikomo […]
ひきこもりを正しくとらえる ひきこもりを定義する 最近では「ひきこもり」という言葉は、かなり一般に知られている。 ひきこもりの青少年による犯罪が相次いで起こり、マスコミを通じて広まったからである。 ひきこもりの子どもを持 […]
自己物語の文脈による支配 人は自己物語の文脈に支配されている 人は物語的文脈のもとで現実と触れ合って生きている。 裸の現実を体験するなどということはなく、体験されるのは、物語的文脈に沿って意味づけられた出来事である。 意 […]
言い訳が自己物語に影響する効果 その場しのぎの言い逃れ 遊園地に行けば、迫力あるジェットコースターの類が必ずいくつかあるものだ。 キャーキャー楽しそうな悲鳴が聞こえる。 心理学の実験によれば、ジェットコースターでスリルを […]
語ることの大切さ 語ることからすべてが始まる よく知っている人を相手に自己を語るのは簡単だが、お互いによく知らない相手に自己を語るというのは非常に難しい。 よく知っている相手との間には共通の文脈ができあがっているので、そ […]
カウンセリングの必要性 人とかかわるのを避けるとき 語り合う仲間がいないため、社会的承認を得た自己物語をもたない場合、どうしても人とのかかわりを避けがちとなる。 不登校の相談に来た大学生にも、人とのかかわりがスムーズにい […]
語り手と聞き手の条件 妄想は、聞き手に納得されない経験 いつもだれかに見張られている、誰かが自分の後を尾行している―、そんな訴えをする人に出会うと、たいていの人は妄想に違いないと判断するだろう。 もちろん、その訴えを聞い […]
自己物語の破綻 モラトリアム時代の倦怠感 モラトリアムの時代と言われるようになって久しい。 モラトリアムとは、もともとは支払猶予期間という意味の経済用語であったらしいが、精神分析学者エリクソンが心理・社会的モラトリアムと […]
自己物語が変わるとは 人生の意味がわからない 「人生の意味とは何か?」などと改めて口にすると、浮世離れした哲学じみた議論に聞こえるかもしれないが、じつはこれはだれもがたえず自分自身に問いかけていることでもあるのだ。 もっ […]
自己物語の心理と行動の繋がり 言葉が心の現象に形を与える たとえば、中年期の危機という現象がある。 就職して仕事に慣れ、できることがどんどん増え、世界が広がり、地位が上がったり、給料が上がったり、といった上昇基調できたの […]
自己物語が描けないアイデンティティが構築できない 将来展望がもてない、前へ踏み出すことができない ある女子学生は、将来展望をもてない苦しさをつぎのように訴える。 「何かしないとと思って、資格を取る目標を立てて、試験勉強が […]
自分探しとは 自分探しをする人 自分探しの本やセミナーの類が巷にあふれたせいか、自分探しはもう古いという声もある。 だが、自分というのは永遠のテーマであって、そんな簡単に決着をつけられるような柔なしろものではない。 自己 […]
他人の目を利用し対人不安を解消する 他人の目をほどほどに気にする 何ごとも行き過ぎは禁物だ。 他人の目を適度に気にすることが、他人へのきめ細かな配慮につながり、人付き合いを良好に保つコツにもなっている。 他人の目をまった […]
他人の目が怖い心理 他人の目が気になって仕方がない これまでに見てきたように、人付き合いにおいては誰もが「他人の目」を気にせざるを得ない。 初対面の相手やよく知らない相手に気を遣うのは当然だが、友達付き合いでも同じだ。 […]
対人不安とは 対人不安とは楽な自分で他人と接しないことから生まれる 現実に友達付き合いがあまりない場合も、友達とはうまく付き合っているという場合も、誰もが心の中では対人関係に不安を抱えているものである。 たとえば、話すこ […]
嫌われるのが怖いとは 嫌われるのが怖いから友達の誘いを断れない 人付き合いのストレスについて悩んでいる嫌われるのが怖い人は、嫌われるのが怖くて無理やり相手に合わせなければならないことからくるストレスがきわめて強いことがわ […]
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友達付き合いに疲れるとは 友達と遊ぶのは楽しいけど、なぜか疲れる 学校で馴染みの友達としゃべったり遊んだりするのは楽しいがなぜか疲れる。 入学したばかりの頃や、クラス替えした直後など、休み時間に気軽に声をかけ合える友達が […]
自分だけのキャッチフレーズをもつ 自分はいったい何を考え、何をしたいのか、社会のなかでどんな位置を占め、何をすることを求められているのか、この先どのように生きたいのか、どう生きるのが最も自分らしいのか、などといったことを […]
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魅力的な女性 魅力的な女性の心理 現代は女性の時代だそうです。 街を歩くと、キビキビした動作で颯爽と行き過ぎる行動派女性、華麗なファッションに身を包み女性美をふりまくあでやか女性、清楚な優しさを感じさせるしなやか女性、ス […]
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無理に自分を枠に押し込めると苦しくなる 子ども時代に身につけた「よい子」の役割から自由になれないことが悩みの種という人がいます。 たとえば、素直なよい子、優しくて思いやりのある子、まじめながんばり屋。 どれも文句のつけよ […]
自己嫌悪してしまうのは向上心がある証拠 「自分はなんてダメな人間なのだろう」 「こんな自分は大嫌いだ」 と自己を全否定したがる人がいます。 自分をとても卑小な存在とみている人の目には、周囲の人たちが安定した大きな存在のご […]
「無口で無愛想な自分」と「明るくおしゃべりな自分」 「いったいどれが、本当の私なのだろう。もしかしたら私は二重人格なのではないか」 ふとこんな思いにかられた経験があるという人は意外に多いのです。 家族のなかにいるときの自 […]
急増しているモラトリアム人間 大人になりたくない若者が増えています。 NHKの調査によると、中学生および高校生の53パーセントが「早く大人になりたいとは思わない」と答えています。 理由として、「子どもでいるほうが楽」「な […]
逃げ道をいつも用意してはいないか あきらめ癖があり、何事に関してもほどほどのところで撤退してしまう人がいます。 ちょっとみると無気力でやる気のない人のようですが、じつは「うまくやりたい」という気持ちがものすごく強い人が多 […]
相手の意外な一面をみたときから恋が始まることもある 恋が芽ばえるきっかけは、人により千差万別です。 楽しい出来事を共有したのがきっかけで恋仲になったケースもあれば、悲しい経験を共有したことがきっかけとなったケースもあるで […]
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あなたにとって恋人の第一条件とは 理想の男性像、理想の女性像が話題になることがあります。 とくに、異性の目からみたそれは、多くの若い人たちの関心を集めます。 人気タレントのインタビュー記事などをみると、必ずといってよいほ […]
恋愛と「自分の成長」の両立 「私の友達に、毎晩のように彼と電話で話したり、週末というと彼とデートしている子がいるの。 土曜の午後は一緒に英会話教室に通っていたのに、このところ全然出て来ない。 デートもいいけど、ほかにもや […]
「特定の男性と付き合うなんてわずらわしい」という二十代後半の女性 ある27歳の女性がこんなことを言いました。 「まわりの友達が彼をふったとか、ふられたとか騒いだり、意中の人に熱を上げたりしていても、私はとくに恋人がほしい […]
手の届かない片想いを楽しんでばかりいる心理 現実的で冷めており夢をみることができない人がいる一方で、空想の世界にひたるあまり目の前の現実に取り組むことができない人がいます。 たとえば、いつも手の届かない片想いを秘かに楽し […]
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傷ついたぶん得になる恋愛もある 傷つくのがいやだから恋愛できない、そんな人が増えているようです。 恋愛に限らず、何事に関しても全力でぶつかることのできない人の心の深層には、自分を投げ出し全てを賭けたあげくに、失敗して傷つ […]
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テレビはシラケ世代をつくりだした張本人 メディア社会といわれる現代の文化的状況を反映して、若い世代には傍観者的姿勢を身につけた人が多いように思うのですが、いかがでしょうか。 たとえば、テレビを友として育った人は、居間なり […]
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恋愛にのめりこめない人が増えている理由 恋愛論花盛りの時代になりました。 恋愛テクニックに関する記事は、これまでも女性誌をにぎわせていましたが、このところ男性誌にも進出が目立ちます。 不倫だ、純愛だと騒がれたかと思うと、 […]
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男と女は結局、恋愛感情抜きには付き合えない 「男と女の間に果たして友情が成り立つか」 今どきこんな青くさい議論は中学生だってしない、といわれるかもしれません。 でも、ばかばかしい話題だと心から笑いとばせる人は、そう多くは […]
嫉妬のメカニズム 女性パワーはこのところ一段と力強さを増しつつありますが、まだまだ人生に対して受け身の姿勢をとる人が多いようです。 玉の輿願望のような露骨なものは別としても、幸せはなんとなく向こうからやってくるものといっ […]
人間は本来、一人ぼっちである 青年期になって、この世のあらゆる存在、もちろん児童期までは心理的に一体化していた両親からも切り離された固有な存在としての自分を発見することは、強烈な孤独感を生じさせます。 自分の内的世界がで […]
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マザコンは男性よりむしろ女性に多い 男性に比べて、女性の友情は底が浅いとか長続きしないとかいわれます。 もちろん、女性同士が深く交わり、強い絆で結ばれている例はいくらでもあります。 でも、一般にこのようにいわれる背景には […]
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良友は口に苦し 一般に、独立心の強い男性に比べて、女性のほうが親密な友達関係を築きやすいようです。 中・高校生の男子が同性の友達と手をつないだり腕を組んだりして歩いているのは気味が悪くても、女子ならばべつにおかしくありま […]
人との距離がうまくとれない 携帯電話は、今の若い世代にとってなくてはならないものになっています。 ちょっと前まで、電話は機能的コミュニケーションの代表的な道具で、用がなければかけないものでした。 それは、緊急の用件を伝え […]
何でも打ち明けられる友達がいますか とある心理学者のには、学生が深刻な顔で研究室を訪ね、性格的な問題、就職の問題、家族関係の問題、恋愛や友人関係の悩みなどを相談してくることがあります。 悩みの内容は人それぞれですが、相談 […]