対人恐怖症、社交不安障害の克服のいろは

対人恐怖症、あがり症、社交不安障害で悩むあなたへ。必ずそれらは克服できます。重度のあがり症・社交不安障害、対人恐怖症だった私がその克服方法をお教えします。

「アダルトチルドレンの克服」の記事一覧

気を遣い過ぎて疲れてしまう心のプロセス

気を遣い過ぎて疲れてしまう心のプロセス

自分は利己的な人間ではないと思っていても実は・・・ 燃え尽き症候群と症状は似ている。 神経症的非利己主義の人は価値観としては、非利己主義。 しかし無意識にある「実際のその人のパーソナリティー」は利己主義。 社会的な行動は […]
自分を犠牲にして他人を思いやるという病

自分を犠牲にして他人を思いやるという病

隠された「憎しみ」が「正義」の仮面をかぶって登場する 神経症的非利己主義とはどういうことか? あまり親しくもない人に「君に幸せになってほしい」とオーバーに言う人がいる。 そういう人はきっと冷たい人である。 その人は「私は […]
心の底に抑圧された「みたされない欲求」

心の底に抑圧された「満たされない欲求」

思い込みで不満になる心理メカニズム 悩んでいる人には二つのタイプがある。 努力をしているが、報われない努力をしているタイプと、いいも悪いも努力そのものをしないタイプである。 報われない努力をする欲張り達。 「なぜ自分は生 […]
心の触れ合いがある関係、心の触れ合いがない関係

心の触れ合いがある関係、心の触れ合いがない関係

喜ばせることで相手を操作する「共依存」の関係 とにかく不幸な人生の主要な原因の一つは、悪い人間関係である。 悪い人間関係とはいろいろと説明できるが、とにかく不安からの迎合とか、攻撃性の反動形成としての親切等々である。 表 […]
思いやりの裏側にある本当の感情とは

思いやりの裏側にある本当の感情とは

本当に親切な人は「やってあげた」アピールをしない お葬式の話。 故人のために何もしなかった人は、「私はこういうことをした」と延々と言う。 自分はこれをした、あれをしたと宣伝する。 一番故人に迷惑をかけた人が、親切したと言 […]
相手が感謝しないと傷ついてしまう心理

相手が感謝しないと傷ついてしまう心理

愛の伝え方が分からない 報われない努力の典型的な例である。 巨大なケーキをおみやげに持っていく。 不釣り合い。 すごいと言われるために買ってきた。 「元気?」と聞かれる。 「元気です」と答える。 しかし「元気です」と言う […]
他人にいい顔をしてしまう人には「ずるい人」が集まる理由

他人にいい顔をしてしまう人には「ずるい人」が集まる理由

子どもが欲しくないものを与える親 人は愛されないと、大きな望みを抱く。 そして、お腹のすいていない人に、ものすごいお弁当を作っていってあげるような人になる。 多くの親は子どもに恵まれた環境を与えることに努力しているつもり […]
「相手のため」にしたことは実は「自分のため」

「相手のため」にしたことは実は「自分のため」

「やってあげたのに」と思う心理 自分が幸せな人は、優しく与える。 ケーキの上のクリームをなめる。 あげたほうはあげたと思っている「頭で考える人」。 もらったほうは全部もらったとは思っていない。 自分が満足して、あげたいと […]
自己評価が低いせいで物事をマイナスに捉えてしまう

自己評価が低いせいで物事をマイナスに捉えてしまう

人生はセルフイメージで決まる エネルギッシュでない人は、心の中の自我像がいじけている。 あるエネルギッシュな起業家がトラブルを起こした。 そのときにそのエネルギッシュな人は「自分の心のすさみがこのトラブルを起こした。この […]
認められるために頑張っていないか

認められるために頑張っていないか

「間違った努力をしない」、これが燃え尽きないためには必要である。 「間違った努力」とは満足をもたらさない努力である。 「犠牲を払うから幸せになれない」(ポーランドの哲学者でかつ美学者タタルケヴィッチの言葉) なぜ頑張りす […]
他人の期待に応えようとする動機

他人の期待に応えようとする動機

なぜ期待に応えようとするのか 同じ嘘をつくのでも動機はいろいろとある。 相手を騙すために嘘をつく人。 自分を飾るために嘘をつく人。 尊敬されたくて嘘をつく人。 愛を求めて嘘をつく人、「できないことをできないと言えない」。 […]
なぜ人間関係がうまくいかないのか?

なぜ人間関係がうまくいかないのか?

なぜ人間関係がうまくいかないのか? 「相手のため」と思っていることが、相手のためではないと気がつくことがある。 現実にはなかなか気がつかないが、視点を変えるパラダイム・シフトで、そんな自分に気がつくことはある。 ただ本人 […]
自分の人生を決めるのは「今、ここに生きる自分」

自分の人生を決めるのは「今、ここに生きる自分」

生きるエネルギーを取り戻すには 子どものころ焦っているのには、それなりの原因があったに違いない。 周囲の人からの「早くこれをしろ、すぐにあれをしろ」というプレッシャーをかけられる。 でもそんなときに言われた通りにはできな […]
自己肯定感より自己受容感を高める

自己肯定感より自己受容感を高める

幸せになりたいなら、大いに苦悩せよ! オーストリアの精神科医フランクルは「成功と失敗」の範疇でしかものを考えられない人を「ホモ・ファーベル=働く人間」と言っている。 また、「充足と絶望」という軸で生きる人を「ホモ・パチエ […]
心の視野が広がるマインドフルネスな生き方

心の視野が広がるマインドフルネスな生き方

視点を増やすことがすべての突破口になる 人は恐怖感から、自分の「本当の感情」に気がつくことから執拗に逃れる。 それがいまの「自己疎外された人生への固執」である。 いまの人生が「空」であることに気がつくことを拒否する。 本 […]
もう何者にもなろうとしなくていい

もう何者にもなろうとしなくていい

不安が消え、進むべき道が見えてくる! 人生が行き詰まっているかに見えても、その人が無意識の絶望感を意識化できれば、人生は大きく拓けてくる。 どうしても人と一緒にいて楽しくない、人とうまくコミュニケーションできない、人のた […]
恵まれているのに幸せを実感できない心理

恵まれているのに幸せを実感できない心理

自由な心を縛る見えない鎖 小さい頃、自分の意志や願望や適性とは関係なく、外側からさまざまな期待をかけられる。 その期待をかなえることでしか生き延びる道がない人がいる。 逆に、小さいころから、養育者がその子の適性とかその子 […]
同じ悩みばかりを繰り返してしまう

同じ悩みばかりを繰り返してしまう

問題解決の糸口は親子関係にある 長い間心の底に積もったイライラが、いまの対人関係に表われる。 たとえば、ある人が小さいころから父親との関係で「服従と敵意」の矛盾した関係に悩まされていたとする。 表面的に父親に服従している […]
他人のことが気になる心理は無意識にあり

他人のことが気になる心理は無意識にあり

他人のことが気になる心理 人間関係は無意識で9割決まる 意識の上では周囲の人に従順に接しているつもりなのに、無意識下では「敵意」がある。 意識では控えめに遠慮して生活しているのに、無意識には敵意がある。 社会的に立派な大 […]
頑張らずにはいられない理由

頑張らずにはいられない理由

頑張らずにはいられない心理 あなたの無意識に気付けば「ムダな努力」を手放せる 不安を克服しようとする努力によって、人はますます不安になっていく。 問題は努力そのものではなく、「努力の動機」である。 ますます不安になる動機 […]
他人の人生を生きてしまう理由

他人の人生を生きてしまう理由

もう、「誰かの期待を満たすため」に生きなくていい いつも悩んでいる人は、無意識の絶望から目を背けているから、自分が自分を分かっていないばかりでなく、接する相手も分かっていない。 小さい頃、親をはじめ、周囲の人からの破壊的 […]
前向きになれない人が前向きになれる心理

前向きになれない人が前向きになれる心理

前向きになれない心理 あなたの無意識の「怒り」を見つける、それが前へ進む勇気になる アメリカの心理学者ジョージ・ウェインバーグの著作の中に次のような詩があった。 「名声を求めているものは、愛を求めているのだ」 意識では名 […]
自分の無意識に気付き認めれば、生きるのが楽になる

自分の無意識に気付き認めれば、生きるのが楽になる

世の中には、客観的には結構恵まれているのに、慢性的に不幸な人がいる。 そうした慢性的に不幸な人でも、ちょっと見方を変えるだけで、幸せになれる人も多い。 でもその「ちょっと」がなかなかできない。 その「ちょっと見方を変える […]
ひきこもりに至る過程を解明

ひきこもりに至る過程を解明

ひきこもりは不登校からはじまりやすい 不登校のさまざまなケース ひきこもりの多くは、学生時代にはじまる。 もっとも幼い例では、小学校低学年からはじまっている。 多くは中学、高校時代からとなっている。 ひきこもりになれば当 […]
ひきこもりの本当の姿をとらえる

ひきこもりの本当の姿をとらえる

ひきこもりの実態 数字で見るひきこもりの実態 ひきこもりの実態について少し数字をあげて説明します。 「全国ひきこもりKHJ親の会・東海」の調査では、ひきこもりの人の兄弟姉妹の中で、一番多いのは長男でおよそ60%にのぼる。 […]
日本人のひきこもり

日本人のひきこもり

ひきこもりは日本独特の現象だった 「ひきこもり」を生む日本の特質とは 日本でいう「ひきこもり」は、今では英語圏でもローマ字で「Hikikomori」と書くことで通じるようになっている。 アメリカにおいて「Hikikomo […]
日本人のひきこもり

ひきこもりとは

ひきこもりを正しくとらえる ひきこもりを定義する 最近では「ひきこもり」という言葉は、かなり一般に知られている。 ひきこもりの青少年による犯罪が相次いで起こり、マスコミを通じて広まったからである。 ひきこもりの子どもを持 […]
自分は変えられる

自分は変えられる

自己物語の文脈による支配 人は自己物語の文脈に支配されている 人は物語的文脈のもとで現実と触れ合って生きている。 裸の現実を体験するなどということはなく、体験されるのは、物語的文脈に沿って意味づけられた出来事である。 意 […]
語ることが自己物語の構築に重要

語ることが自己物語の構築に重要

語ることの大切さ 語ることからすべてが始まる よく知っている人を相手に自己を語るのは簡単だが、お互いによく知らない相手に自己を語るというのは非常に難しい。 よく知っている相手との間には共通の文脈ができあがっているので、そ […]
自己物語を肯定するカウンセリング

自己物語を肯定するカウンセリング

カウンセリングの必要性 人とかかわるのを避けるとき 語り合う仲間がいないため、社会的承認を得た自己物語をもたない場合、どうしても人とのかかわりを避けがちとなる。 不登校の相談に来た大学生にも、人とのかかわりがスムーズにい […]
語ることと聞くことで自己物語をつくる

語ることと聞くことで自己物語をつくる

語り手と聞き手の条件 妄想は、聞き手に納得されない経験 いつもだれかに見張られている、誰かが自分の後を尾行している―、そんな訴えをする人に出会うと、たいていの人は妄想に違いないと判断するだろう。 もちろん、その訴えを聞い […]
自己物語は独りよがりじゃない

自己物語は独りよがりじゃない

自己物語の破綻 モラトリアム時代の倦怠感 モラトリアムの時代と言われるようになって久しい。 モラトリアムとは、もともとは支払猶予期間という意味の経済用語であったらしいが、精神分析学者エリクソンが心理・社会的モラトリアムと […]
自己物語が変わると世界もひっくり返る

自己物語が変わると世界もひっくり返る

自己物語が変わるとは 人生の意味がわからない 「人生の意味とは何か?」などと改めて口にすると、浮世離れした哲学じみた議論に聞こえるかもしれないが、じつはこれはだれもがたえず自分自身に問いかけていることでもあるのだ。 もっ […]
自己物語の作られ方

自己物語の作られ方

自己物語の心理と行動の繋がり 言葉が心の現象に形を与える たとえば、中年期の危機という現象がある。 就職して仕事に慣れ、できることがどんどん増え、世界が広がり、地位が上がったり、給料が上がったり、といった上昇基調できたの […]
自己物語というアイデンティティの構築

自己物語というアイデンティティの構築

自己物語が描けないアイデンティティが構築できない 将来展望がもてない、前へ踏み出すことができない ある女子学生は、将来展望をもてない苦しさをつぎのように訴える。 「何かしないとと思って、資格を取る目標を立てて、試験勉強が […]
アイデンティティを支える

アイデンティティを支える

アイデンティティを支えるとは アイデンティティとは、生きる方向性 やはり肯定的に自分の姿を描けないことには、気持ちは落ち着かない。 自分探しというのも、肯定できる自分、「あ、いいな」と思える自分を探し求めるのだ。 みすぼ […]
自分探しの心理

自分探しの心理

自分探しとは 自分探しをする人 自分探しの本やセミナーの類が巷にあふれたせいか、自分探しはもう古いという声もある。 だが、自分というのは永遠のテーマであって、そんな簡単に決着をつけられるような柔なしろものではない。 自己 […]
他人の目が怖いを克服

他人の目が怖いを克服

他人の目が怖い心理 他人の目が気になって仕方がない これまでに見てきたように、人付き合いにおいては誰もが「他人の目」を気にせざるを得ない。 初対面の相手やよく知らない相手に気を遣うのは当然だが、友達付き合いでも同じだ。 […]
対人不安の心理

対人不安の心理

対人不安とは 対人不安とは楽な自分で他人と接しないことから生まれる 現実に友達付き合いがあまりない場合も、友達とはうまく付き合っているという場合も、誰もが心の中では対人関係に不安を抱えているものである。 たとえば、話すこ […]
嫌われるのが怖い

嫌われるのが怖い

嫌われるのが怖いとは 嫌われるのが怖いから友達の誘いを断れない 人付き合いのストレスについて悩んでいる嫌われるのが怖い人は、嫌われるのが怖くて無理やり相手に合わせなければならないことからくるストレスがきわめて強いことがわ […]
つい「よい子」を演じてしまう

つい「よい子」を演じてしまう

無理に自分を枠に押し込めると苦しくなる 子ども時代に身につけた「よい子」の役割から自由になれないことが悩みの種という人がいます。 たとえば、素直なよい子、優しくて思いやりのある子、まじめながんばり屋。 どれも文句のつけよ […]
自分で自分が嫌になるとき

自分で自分が嫌になるとき

自己嫌悪してしまうのは向上心がある証拠 「自分はなんてダメな人間なのだろう」 「こんな自分は大嫌いだ」 と自己を全否定したがる人がいます。 自分をとても卑小な存在とみている人の目には、周囲の人たちが安定した大きな存在のご […]
本当の自分がわからない

本当の自分がわからない

「無口で無愛想な自分」と「明るくおしゃべりな自分」 「いったいどれが、本当の私なのだろう。もしかしたら私は二重人格なのではないか」 ふとこんな思いにかられた経験があるという人は意外に多いのです。 家族のなかにいるときの自 […]
自分をどこまでさらけだせるか

自分をどこまでさらけだせるか

人との距離がうまくとれない 携帯電話は、今の若い世代にとってなくてはならないものになっています。 ちょっと前まで、電話は機能的コミュニケーションの代表的な道具で、用がなければかけないものでした。 それは、緊急の用件を伝え […]
他人を許せば心は楽になる

他人を許せば心は楽になる

自分を許せれば他人も許せるようになる 他人をどうしても許せない例 もっと人に寛容でありたい。 もっと心の広い人になりたい。 そんな悩みを持っている人は、何か怒りやイライラを感じたときに、「相手を許したい」と思うのと同時に […]
褒めることは価値観を伝えること

褒めることは価値観を伝えること

褒めることは価値観を伝えること 人を育てる一番の方法は、褒めることです。 褒めれば、人は必ず伸びていく。 最近は子どもを育てるにも、学生を育てるにも、部下を育てるにも、「褒めなさい」とよく言われるようになりました。 だけ […]
自分から発言すると楽になる

自分から発言すると楽になる

声が出るのは、頭を働かせている証拠 しゃべらなければ、人間の思考は停止します。 日本人は四十代になると伸び悩みます。 この原因が「発言不足」にあると考えられます。 日本の会議などは水を打ったように静かで、参加者はあまり質 […]
自分の評価と客観的評価では世界が変わる

自分の評価と客観的評価では世界が変わる

自己評価=まわりの評価が一番幸せ 作家の石川達三は、小説『開き過ぎた扉』のなかで、主人公である男性医師の出生の秘密を通じて「人というのは、その人を取り巻くすべての人の評価を足し合わせたものだ」というようなことを書いていま […]
べき思考をやめると楽になる

べき思考をやめると楽になる

心を窮屈にするべき思考 読者の方々の中にも法律をたくさん持っている人は多いのではないでしょうか。 この法律は国の法律ではなく、”自分だけの法律”です。 いわゆるべき思考というものです。 「仕事はスピーディーにやるべき」 […]
愛する心の心理

愛する心の心理

必死に求めなくても愛する心はもとからある ここでは、「断愛」のすすめについて、書いていきたいと思います。 そう、「断食」ならぬ「断愛」です。 「断食」は、食を断つことで、外に求めなくても、自分の中に「エネルギーがある」こ […]